�� ページ38
「ちょ、」
止める間もなく自然に章 大の手がそこに伸びて
服の上から擦り始めた。
「っ、あかんて…」
いきなりの刺激でも身体は素直に反応する。
ほっといたらええのに、朝からこんなん…
「あ、」
スピードを上げて本格的に扱かれだす。
でもやっぱり寝起きは寝起きなようで、気持ちよくさせるよりは握って感触を楽しむような手つき。
でもそのじわじわとくるもどかしさに焦らされて、収まりかけた熱はぶり返していく。
もっと、もっとちゃんと気持ちよくなりたい。
「っ！？」
不意に章 大の手が俺のスウェットを下ろした。
脱ぐときにゴムの部分が引っかかって、ぶるんっと勢いよく飛び出す。
章 大は何の躊躇いもなく上向きのソレを咥えた。
「…っ、なにして、ぅあっ」
あかん、こんなん今されたらやばいって。
いつのまにか洗面所の壁に背中をぴったりとくっつけて、章 大のされるがままになっていた。
暖かい舌が俺のんを包む。
先っちょを見せつけるように舐められたり、軽く歯を立てて根元まで咥えたり、上下に動かしたり。
それはもう美味そうに章 大は俺のんを貪ってた。
「ぅ、あかんって…もう…」
あぁ…もう、やばい。
寝起きで無意識にこんなんやってるとかエロすぎるやんこいつ…。
いやでも、寝起きで無意識なら尚更止めさせないとあかんやろ。
うっ…でももう無理……
「あかん、出るからっ…」
上向いて快感に堪えようとするも、そのタイミングで章 大が思っきし喉締めて吸ってきたから
一瞬もうこのまま出したいと思って
「はぁっ、くっ…」
思った瞬間頭押さえつけて喉奥に思っきし出してもうた。
頭ん中はひたすら気持ちよくて真っ白。
呼吸を整えて、「あ」と思って手を離すと
章 大はまだ据わったままの目で俺のんを飲み下して
「へへ」と満足そうに笑った。
んん…もう可愛い…
「ごめんな、無理させてもうて」
罪悪感に駆られて頭を撫でると、章 大は首を左右に振って
「ベッド行こ」
と言った。
「え…あ、疲れたから寝たい？」
「嫌や」
「いや寝た方が」
「ベッド行く」
そう言うと俺の背中から抱きつくようにして廊下の方に押し出していく。
その時一瞬太腿の裏に当たった感触。
「え」
お前も勃ってんの…？
え、まさか俺の抜きながら勃たせてたん…？
「…ちょ、待って」
一瞬だけ何とか腕を離させてスウェットを洗濯機に放り込んでから
ぐいぐいと押されるまま寝室に戻った。
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みき(プロフ) - 番外編の更新ありがとうございます！！とっても良いです〜〜(//∇//)もう一個のお話もぜひ！読みたいです！！ (2020年7月27日 9時) (
レス) id: eb998853f9 (このIDを非表示/違反報告)
kyymm1(プロフ) - よつげ腐垢様！お久しぶりです！チョコレートボックスから拝見させていただいています！ついに番外編書かれるのでしょうか？楽しみにお待ちしています！ (2020年7月26日 6時) (レス) id: 90bf7eb55b (このIDを非表示/違反報告)
こずえ(プロフ) - 今回も読んでいると胸がきゅんとなる。感情の描写が丁寧なところが好きです。花火大会の夜のシーンが美しくて泣けるくらい好きです。いっぱい泣いたけど最後は幸せになれてよかった(泣)完結おめでとうございます！少し寂しいけど番外編もお待ちしております！ (2020年7月7日 0時) (レス) id: 0dd2759278 (このIDを非表示/違反報告)
雨悠(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当にこのお話が大好きで、苦しくて切なくて泣きながら読ませていただきました。番外編もヨコヒナもめちゃくちゃ楽しみにしてます！！！最初から読み直してきます！ (2020年7月6日 12時) (レス) id: de14c26198 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 完結おめでとうございます！そしてありがとうございます！切ない大倉くんサイドのお話も、本当に更新が待ち遠しく、楽しみでした！番外編も、ヨコヒナのお話も楽しみです！ (2020年7月6日 2時) (レス) id: eb998853f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よつげ腐垢 | 作成日時：2020年6月19日 22時
