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continue ページ20
「……ん、出して」
「ええんですか?声とか掛けたり…」
「別にいいわよ
二人の時間邪魔したくないし?」
そして
こんな時に全て察してそっと笑みを浮かべてくれる安田がいることも
ほんとに私は幸せだと思うw
「…かしこまりました」
車がそっとその場を離れ
私はもう振り向かなかった。
だって時は続いていく。
私の心も、もはや思い出の中にはない。
「…ねぇ安田」
「なんですか?」
「安田はああいうのに憧れたりするの?」
「んー…まあ、それなり?w」
「じ、じゃあさ…私と結婚したりとかっ」
「もー、何回言うたら気が済むんですかw
僕から見たら繭華様は高嶺の花です」
やーーー…っぱり
冗談としか受け取られてないよなーー………
「…いいよもう
私絶対諦めないもん」
呟いた言葉は聞こえてたのか聞こえてないのか、安田がそれに答えることはなかった。
こんなことなら丸山に恋愛指南でも受けとくべきだったかしら。
…ま、あいつからの指南とか
絶っっっっ対に嫌だけど!!!!!
end(?)
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作者名:よつげ | 作成日時:2019年2月27日 16時