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スタルキッドの問題 ページ3

子供のような声を聞いたあと、辺りの霧はさらに濃くなっていた。さらにそれだけではない。オカリナの音が聞こえるのだ。軽快な音楽。

それは、どことなくこの森に合っていた。

ノエル「…全っ然見つからないわね、リンクってやつ。」

ミモザ「そうですわね。それに、霧がだんだん濃くなってきましたわ…」

ノエルの文句にミモザは賛同した。

ユノ「…」

アスタ「なんかヒントねぇのかぁー!」

ユノはスンッとしていてなにも言わず、アスタはいまだに消えていった子供のような声の正体に問いかけていた。

?「ナンダァ?まだイタノカ。ヒントォ?えー」

と、アスタの声が聞こえたのか、先程の声がまた出てきた。

アスタ「おーい!なんかヒントくれよ!」

?「ウーン…イイヨ!条件がアルケドナ!」

アスタ「本当か!ありがとう!」

アスタは、条件があるけどなの部分は聞いてなかったのか、とても嬉しいそうにお礼をいった。

ノエル「ちょっと待ちなさいよ!条件って何!」

ノエルは警戒しながら問いかける。

?「簡単ダッテ。オレとアソンデ。そうだな…じゃあ問題!」

ミモザ「も、問題ってなんですの?!」

?「第一問!この世界を作ったミッツの神は、ディン、ネール、あとヒトツは?」

?はミモザの問いには答えず、そのまま続けた。

ユノ「ディン、ネール…聞いたことがある気がするが… 」

アスタ「なんだそれはぁ!」

ユノはなにかを考えていたが、アスタには理解できず、また頭を抱える。

ノエル「ディンにネール…フロルよ!」

?「セイカーイ!なんでシッテタンダ?」

ノエル「たまたま見た書斎の本にその伝説が書いてあったのよ…確か名前は…ハイラル何とかとか書いてあったわね」

ミモザ「流石ですわ!ノエルさん!」

ノエル「ふ、フン!このぐらい当然よ!」

ミモザに誉められ、ノエルはツンデレを発動した。

?「へー。その本はまだアッタノカ。じゃあコレもワカルヨナ。ディン、ネール、フロルはそれぞれ何を司る神ダ?」

ノエル「それも読んだわ…ディンは力と炎。ネールは知恵と愛。フロルは勇気と風よ!」

?「ダイセーカイ!イヤー流石ダナ。ソレテジャ最終問題ダ。難問ダソ?

『本来起こるはずだった魔王の誕生。否、復活。それを阻止できたのは、誰が、何をして、どうなったから?』

これを答えられたら特大ヒントをヤルヨ。回答は三回まで。話し合ってイイゾ。」

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作者名:スルメちゃん | 作成日時:2020年11月14日 15時

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