42:パー… ページ48
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『ごめん…やっちった…』
ついね、仕方ないよコイツクズなんだもん
お相手さん頭やられて呆然としてますがそりゃそうか
こんな弱そうな僕が一発で自分らの頭倒されたら驚くわなぁ…
『てか、コイツが弱すぎるのが悪くね？？』
「お前が強いんだバカ」
「うちのAがノシたぁ！」
思わずそう言うと反論してくる総長
いや総長の方が強いやんけ
膨れているとドラケンがこの場を仕切ってくれた
あれ、これで終わりなん？あっけないなぁ…
と思った直後、僕がノシたヤツが僕目掛けてビンの破片を刺そうと向かってくるのが走馬灯のようにゆっくりと見えた
「Aちゃんっっ！！」
「Aっ！」
一瞬のことで判断が遅れた僕と櫛野郎の前に立ちはだかるドラケン
そのまま櫛野郎はドラケンに突っ込んでいき血が噴き出す
ドラケンが刺された…なんてことはなく、ドラケンが瓶の破片を受け流しながら櫛野郎に一発お見舞いしていた
「やってることがクソなんだよ」
その通り
うんうんと頷いているとふらっと歩き出すパー
何する気なのだろうと目で追った僕はこの時パーを止めていればと後悔した
櫛野郎に刃物を突き刺したパーの姿を目の前で見てしまったのだから
『パー…？』
「おいっ、何やってんだよパー！！」
誰かの怒号も、パーの言葉も何も聞こえない
気づいたら僕は眠るように意識を失った
.
.
＿＿『お姉ちゃんっ！！』
『あら、これ可愛いわね、くれるの？』
『うん、あ、＿＿くんにもあげるっ！』
『え、オレにも？＿＿とお揃いのくれるなんてAは優しいな』
『えへへ』
『私、これずっとつけてるわね』
『総長……あれだけ私のこと一生大事にするって……』
『お姉ちゃん…？』
『アイツ…真一郎ね、自分が死にそうになってるのにコレ、、大事に持ってたらしいのよ』
『だから約束して、誰かを殺すことは誰かを悲しませることだから＿＿＿＿のよ？』
「っ！A！！」
『はっ、、！』
誰かに強く揺すられ意識が戻る
なんだか懐かしい夢を見ていたようなそんな気がする…
もう霞がかって思い出せない夢に意識を集中させているとふと僕の手に手が重なる
「大丈夫？Aちん」
『総長……』
白い天井、白いベッド
え、なんで病院？
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ぴの - はじめまして！そしてだいぶ前の作品に失礼致します！ 大阪w どついたw そういう事ですかw (2022年2月26日 0時) (
レス) @page47 id: e70a7924c6 (このIDを非表示/違反報告)
暗闇 - うわっホントに遅くなってごめんなさい。めっちゃ好きです。尊すぎです。天才ですね！ (2021年11月29日 21時) (レス) id: b5b1838b31 (このIDを非表示/違反報告)
ようえぐ(プロフ) - ririyさん» はじめましてっ、コメントありがとうございます！双子いいですよねぇ (2021年8月1日 8時) (レス) id: b84aabeb07 (このIDを非表示/違反報告)
ririy - 双子 神 （推しなのでありがたいです） (2021年8月1日 4時) (レス) id: b22339e9a9 (このIDを非表示/違反報告)
河谷若狭(プロフ) - 雪見大福さん» コメントありがとうございますっ！わわっ、嬉しいお言葉まで…更新頑張りますっ！ (2021年7月15日 6時) (レス) id: 1007f168b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：河谷 | 作成日時：2021年6月10日 23時
