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木「そうだよ?ウチの後輩だって」
江「ええええ!?それならそうと!!」
会った時に言ってくれたら良かったのに!!
「いえ、江口さんは私のこと知らないだろうと思って」
う…確かに知らなかったけど…!!
江「だから俺の事知ってたんだ…」
「私もまさかお隣の江口さんがあの江口さんだとは思いませんでした。」
木「今日はそれでお祝いしに来たの!」
江「お祝い?」
「お祝い?」
河野さんと声が被った。
いや、本人も分かってないんかい。
木「乾杯してなかったね」
ん、と良平さんが河野さんの前にグラスを突き出す。
木「A、初主演おめでとう!」
江「えっ、おめでとうございます…」
すると本人も予想していなかったようで、目をぱちくりとさせながら
「あっ、あありがとうございます…」
はっと思い出したようにグラスを出し、コツン、と3人で合わせる
木「お前いっぱい頑張ってきたもんな、苦労もしてきただろ。
俺が1番見てたもん」
「そう、でしょうか…。そうだと嬉しいです」
江「(なんだこれ…)」
この空気果たして俺はいていいのか
木「今日しっかり飲め!!」
「…はい」
テンションこそ変わらないものの、その目は少し嬉しそうだった。
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Mizuki(プロフ) - いつも楽しませてもらってます!ゆっくりまったり頑張ってください。 (2020年6月22日 7時) (レス) id: fb39e9fce0 (このIDを非表示/違反報告)
エト - 更新頑張ってください。応援してます! (2020年5月16日 13時) (レス) id: c8b462bc3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桐。 | 作成日時:2020年1月7日 2時