○抱きついてみた ページ3
黒尾
「あー…あの日ね。」
彼の部活休み、彼のお部屋でくつろいでいる時唐突に彼に抱きつき「お腹痛い。」とひとこと言うとすぐに察してくれます。「じゃあ俺の膝おいで。」貴女が言う通りにすると、毛布を渡してくれたあと後ろからぎゅっと抱き締めてくれます。「あったかい飲み物は？」「今はこれがいい。」「欲しいもんとかあったら言えよ。」滅多にない機会ですし、たくさん甘えてみましょう。彼なら出来ることはかなえてくれますから。
赤葦
「Aさんからなんて珍しいですね。」
部活終わり待ち合わせをしていた貴女たちですが、貴女がいつもより遅れてしまい慌てていつもの場所に行きます。案の定彼はそこにいますが、年下なのに広くて頼もしいその背中に飛び込むと少し嬉しそうな彼の声が聞こえました。「遅れてごめんね。」「大丈夫ですよ、お疲れ様です。行きましょう。」文句も言わず微笑んだ彼は貴方の手を取り歩き始めました。優しい上にさらっとそゆなことをされちゃえばドキドキが止まらなくなりますね。
及川 ※両片想い
「…他のやつにしてないよね。」
何故か、お友達と『好きな人にハグできたらアイス2回分奢る』と言われた貴女。それにのっかった貴女はお友達が見ている中、後ろから廊下歩いている彼に突進。すぐに逃げようとした貴女ですが「え、ちょ、どういうこと！？なに今の！？」と彼に腕を掴まれてしまいます。説明に悩んだ貴女は『異性で仲良い人にハグしたら』と言い換えて話しました。しかしそれを聞いた彼は途端に不機嫌になり貴女を問い詰めます。全力で首を振ると「ならいいけど…俺以外のやつにしないでよね！」冗談めいた風に言う彼ですがすごく安心しているんですよ。
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作者名：たまごアイス | 作成日時：2023年3月2日 3時
