ファンの私とあなた (ページ9)

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翌日、いつものように授業を受けていたら突然、

先「A、ちょっと至急来てくれ」

呼び出された

先「ごめんないきなり、今から言うこと、驚くと思う」

『で、なに？先生』

先「お母さんが交通事故で、亡くなったそうだ」

それを聞いた瞬間涙が止まらなかった
なぜなら私の家は母子家庭
今朝もいつものように、私が家を出た後すぐに、出勤したはず
出勤途中の事故だったんだ

『先生、私はどうすれば？』

先「ほかの親戚の人にこれからのことを言われるまで、誰かの家に泊まるしかない。
すずさんの家はどうかな、君達昔から仲良いだろ？」

いくら仲良くても、いつまでいるか保証できないし、でもまあ聞いてみよう

す「なに言ってるの！泊めてあげるに決まってるでしょ！何日でもいなよ。Aのお母さんには今までたくさんお世話になってるし」

『何日でもっていわれても、そんなにずっといれないと思うけど。これからどうなるんだろう』

その予想は的中
すずの家に二泊することになった

す「えーもっといてほしかった」

『ごめんね、叔母から、お母さんがなくなった日の夜、なんか学校に電話かかってきたらしくて。
それで、その、、、』

辛くてなかなか言い出せない

す「どうしたの？」

『東京にある叔母の家で暮らすことになったから、もうこの学校辞めるんだ。。』

す「え、そうなの。嫌だ。これから学校でやっていけるかなあ。Aがいない学校なんて楽しくないよ。。。」

私も本当に辛かった
でも、こうしなきゃ私が生きていけない
東京の新しい学校どんな感じなんだろう
すずがいない、お母さんもいない、不安が募るばかりだ
叔母さんにも、まだ幼かった頃に一度会っただけ

叔母さんの連絡先を学校から教えてもらい、早速ラインをする

Aこれからたくさん迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。
美恵子お母さんのこと、本当に辛いと思うけど、お互いがんばりましょうね。
美恵子私のことは美恵子って呼んでね

あ、そうだ美恵子さんって名前だった
荷物はほとんど持ってこなくていいらしい
明日はついに、東京へ行く日