ファンの私とあなた

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龍友side

あれから数ヶ月、今までと変わらないような日常を過ごしていた

Aちゃんとはたまにエレベーターホールで会ったら話すくらい

お互い連絡先交換している訳じゃないし、なんか中途半端な関係(笑)

Aちゃんは高校生だし、テストやら、課題やらで忙しいらしい



龍「隼ー」

隼「はーい」

龍「高校って大変なんだよなあ？」

隼「またAちゃんの話っすか」





隼side

これは僕だけの悩みではない

メンバー全員の悩み

最近会うと龍友くんはすぐにAちゃんの話をしだす

初めは、高校生が好きとか冗談かと思ってたけど、龍友くんが毎回僕たちに話にくるにつれて、本気なんだなって思った

だから僕たちは、龍友くんがAちゃんのことが本当に好きなら、全力で応援しよう

そう思った


隼「Aちゃんと連絡先まだ交換できてないんすか」

龍「そう簡単にいかんわけよ、、一応僕のファンだった子だし、なんていうかその、タイミングってのがあるじゃん？」

隼「そのタイミングってやつ、すごい逃してると思うけど？(笑)」

龍「どうすればいいん」

隼「今度会ったら絶対聞いてきてくださいよ！じゃないと焼肉おごってもらいます」


龍友くんって以外に不器用なの？(笑)

とにかく頑張って欲しい

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