ファンの私とあなた (ページ30)

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龍友side

龍「隼ー」

隼「龍友くんどうしたんですかー？」

龍「そういえばこの前、あいつから連絡来てさあ」

隼「あいつって？」

裕「もしかして元カノの莉音ちゃん？」

龍「うん」

隼「まだ龍友くんの事が忘れられないんだなあ」

裕「でも龍友くんもまだ好きなんでしょ？」

龍「そうだったんだけど、なんかあいつしつこ過ぎるんだよ。前と変わった」

もう、莉音には関わりたくない

付き合ってもまた、相手にしてあげれなくなって向こうがストレス溜まるだけ

仕事が終わってマンションに着くと

見覚えのある姿が

莉「あー龍友〜♡」

龍「お前、なんかここ数ヶ月ですごい変わったな」

僕の嫌いなタイプに変わっていた

莉「だからー色々あったんだってば！」

龍「なんで来たの」

莉「相談乗って欲しくてさあ、家、あがらせてー」

龍「は！？」

莉「いいでしょー？あ、もしかして彼女できた？」

こいつ、部屋に上がらせたら絶対すぐに出ていかない

でも彼女なんていないし

そう悩んでると

Aちゃんが学校帰りで帰ってきた

龍「ごめん、彼女いるんだわ」

そう言ってAちゃんの手を取る

『え？』

莉「高校生じゃん、嘘つかないで」

龍「いや本当に付き合ってるから」

莉音に嘘ついても絶対信じてくれるんだよな(笑)

龍「僕たち付き合ってるよねえ？」

ごめんねAちゃん、今だけ！

『は、はい！』

顔真っ赤にさせちゃった

莉「しょ、証拠見せなさいよ。高校生と付き合うわけ」

証拠かよ

莉音とは正直もう縁を切った方がスッキリするんだよな

そう思いとりあえずハグしちゃった

Aちゃんもう言葉が出ないみたい(笑)

驚かしちゃってごめんね