ファンの私とあなた (ページ16)

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Aside

美「あ、そういえば新しい学校はどうなの？ごめんね、私仕事忙しすぎて、何も聞いてあげられなかったね。」

正直、今更相談しても何も変わることはないし、龍友くんにいつでも頼ってって言われたしな、、

『全然大丈夫です！毎日楽しいですよ！』

嘘をついてしまった
本当は学校なんか行きたくもない、友達もできない、

美「そうなのね！じゃあよかった！私今日帰るのすごく遅いから夜ご飯はこのお金で好きなもの買って食べてねー」

『はーい、行ってきまーす』

辛い一日の始まりだ
でも心の中で龍友くんが守ってくれているようで少し勇気が出た

『おはよう』

誰も返事してくれないのをわかっときながら、でも無言はよくないと思って小声でそう言った

「またあいつ来たよ」

そう誰かが言ってるのが聞こえた
こそっと聞こえてきた話だが、麗奈ちゃんはクラスの一軍の存在で、怒らすとみんなにすぐ広めるらしいだからみんな私のことを無視してくる
私まだそんなに話したことなかったのに、、

麗奈たちが来た

麗「は、今日も席となりか、てかこんなクソ女に龍友くん好きになられたら困るんだけど(笑)」

『何も知らないくせに』

ついボソっと言ってしまった

麗「今なんて～？？はっきり喋ってくんない？」

もう耐え切れない。荷物全部持ってトイレへ駆け込む

Aねえ、、そっちに戻りたい
すずどうしたの?いきなり
A龍友くんのファンの女子に嫌な事たくさんされる。ねえ、助けて
すず今日は、もう家帰りな?ちゃんと叔母さんに相談して、後で電話しよ?

美恵子さん、忙しいしこれ以上迷惑かけられないよ
でも家帰ろうかな
そう思った瞬間

バシャーーーーー

上から水をかけられた

麗「トイレで一人で何やってんの？」

女子何人かの笑い声が聞こえてくる
その後どこかへ帰っていった
私は全身べちゃべちゃ
こんなんで教室入れない
美恵子さんもう仕事でいないはず。そう思い、家へ帰ろうと決意した