ファンの私とあなた

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Aside

気づけばもう冬休み

龍友くんは忙しいのか全然会っていない

私も相変わらず学校へはたまにしか行かない

でも今日は待ちに待った大親友のすずと会える日！

龍友くんのこと話すべきかな

叫んじゃうだろうな、秘密守ってくれるかな

モヤモヤしたまま待ち合わせ場所へ向かう

す「おーい！久しぶり！」

『あ！やっと会えた。。まじでいつぶりだろうね』

す「東京で二泊三日するつもりだからよろしくね〜」

『そのうちの一日を私なんかと過ごすの？(笑)』

す「私なんかとって何ーすごく会いたかった」

『叔母さんがいいよって言ってくれたら、泊まりに来ない？』

す「え！いいの？」

『叔母さん仕事で全然いないからいいよー』

それから東京のいろんなところに二人で行った

そしてある駅に着いた

す「ここ、思い出の場所」

『ん？』

す「覚えてないの？龍友くんに助けてもらったところ」

’’龍友くん’’その言葉に体がビクッと反応した

す「どうしたの？」

『あ、あそうだね。ここ思い出の場所』

す「あ、もうそろそろ帰ったほうがいいよね。私ちゃんとAの家で泊まること言っといたから！夜は恋バナでもするか！(笑)」

気軽に家においでとか言っちゃったけど

エレベーターのところで鉢合わせしちゃわないか心配だった

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