ファンの私とあなた (ページ20)

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Aside

保健室の先生に、やっぱり頑張れないって伝えたら

今日は早退ってことになってしまった

美恵子さんに先生が連絡しとくらしい

仕事を急いで引き上げてわざわざ迎えに来てくれた

美「辛いときはいつでも相談していいんだよ？」

『はい、』

美「いじめられたの？」

『はい、』

美恵子さんは困った顔をしてこっちを見た

きっと、さっきから‘はい’しか言ってないからだ

美恵子さんと二人でマンションに着いた

エレベーターホールには龍友くんがいた

凄く気まずい

龍「あ、こんにちはー」

美「こんにちは、あれ？Aのお知り合い？」

『ちょっとー、美恵子さん、GENERATIONSってわからない？EXILEの弟分の！！そのメンバーだよ！』

美「ああ！すみません全然わからなくて、。ていうか、Aちゃん好きじゃなかったっけ？そのーGENERATIONSっていうグループ」

ようやく理解してくれた

『うん』

美「凄いじゃない！Aがいろいろ話しかけたりしてしまったら申し訳ないです」

龍友くんは少し笑いながら

龍「大丈夫ですよ！それより学校は？大丈夫？」

ちょ、龍友くん。その事言ったら相談してること美恵子さんにバレちゃうじゃん！

美「なにがあったか知ってるんですか？」

龍友くんは気まずそうにしていたから

『あーーうん、ちょっとだけね！』

そう言っておいた

美「お仕事も大変だろうに、、本当にすみません。でも、Aの助けになっているならよかったです、私仕事でなかなか相手にしてあげれなくて」

龍「はい、Aちゃん、また見かけたらいつでも相談してね」

美恵子さんと龍友くんがこんなに話してるところをみてなんだか微笑ましかった

男性と勝手に関わってるって知って、美恵子さん怒るかと思ってた