ファンの私とあなた

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Aside

どうしよう、ついに部屋番号まで知ってしまった

こんな私に？何で？

もうこうなっちゃったら余計に誰にも相談できないよ

夜まで幸せな気持ちに浸りながら一人で部屋で勉強をしていた

『もうこんな時間か、、、』

時計を見ればもう１８時。夜ご飯買いに行かなきゃ

料理はまだ全然できないから、スーパーでお惣菜を買おうとする自分

「自分で、作らないの？」

そう話しかけてきたのは、そう、龍友くん

『また、ですね、よく会いますね』

龍「照れてんの？(笑)奇遇だねえ」

本当奇遇すぎてびっくり、つい笑ってしまった

龍「あ、やっと笑ってくれたね」

『え？？』

龍「だって数時間前ずっと恥ずかしそうに黙ってたから」

あ、私そう見られてたんだ

『だって、夢のようですもん。GENERATIONSのことは数年前からずっと好きでした。ライブも欠かさず行ってたんですよ！』

嬉しそうに見つめてくる龍友くん

『Love You Moreが一番お気に入りなんです！特に最後の龍友くんの所とか！』
『つい最近のライブでドラムたたいてた所もかっこよすぎました！』

ダメだ、話し始めたらとまらない

龍「すんごい好きなのが伝わってきたよ」

『本当ですか！？』

龍「うん、でもなんで今全部話し終えようとしちゃうの？」

『だって、もう会えないかもしれないじゃないですか。今のうちに全部伝えておきたくて。』

‘また絶対会えるのに’
そう小声で聞こえてきた

それは本当なの？
って聞きたかったけど

この日の会話はこの後すぐに終わった

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