ファンの私とあなた

１０ ページ11

美「おはよー、私今日から会社あるから、ごめんね、ここにご飯あるから食べといてー。
あ、あと住民さんに会ったときはあいさつ欠かさずにね〜」

といった後、すぐに出て行ってしまった
でも私を引き取ってくれたし、何も文句は言えない
学校の行き方はメモに書いておいといてくれていた
準備完了し、誰もいなくなった家に‘行ってきます’と言った

エレベーターに乗って少しして何階か下でとまった。

『おはようございます』

そういうと

「おはようございます」

となんとなく聞き覚えのある声で返された
こういう雰囲気の服、なんか見たことあるような
スマホを触っていて顔がよく見えない

「あれ？新しく引っ越してきた方ですか」

そういって相手が顔を見上げた瞬間
気づいてしまった
ずっと追いかけつづけてた、あの時助けてくれた人だということに

『あの龍友くんですか？』

「はい、僕のこと知ってるようだね。でもここに住んでること、ばらしちゃいけないよ？」

『も、もちろんです』

龍友くんとの秘密の会話だ
本当に夢のようだった

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます
お母さんが亡くなってしまう所まで結構早い展開だったと思いますが
これからもよんでっくださるとうれしいです！

さて主人公のAさん、これからどうなるんでしょう〜

１１→←９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す