【進撃の巨人】私は兵士長に愛されているようです。［短編］

文字 ページ13

リ｢これをエルヴィンに頼む。｣

｢はい、任されました！｣


私はリヴァイさんから渡された書類を受け取り団長室へ向かう。


｢私、こういう仕事多いよね？｣

新兵だからかな？

でも大事な書類を私に渡すくらいだから信頼されてるってことだよ。多分......


そういや、この書類、途中リヴァイさんが書いていたな。


｢えっと、確かこの辺を.....｣

その字はリヴァイさんのとは思えないくらいキレイだった。

まるで、新聞の活字みたいな文字。

いや、そもそもリヴァイさんの字すら見たことないけど。



｢すごく、キレイ......本当にリヴァイさんが書いたよね？｣



多分、いや、圧倒的に私の方が汚い。


流石、兵士長、尊敬します←



エルヴィンさんに無事書類を届けたところで質問してみる。


｢あの、エルヴィンさん。｣

エ｢どうした？｣

団長と話すとなると緊張する...

｢この、書類、一部はリヴァイさんが書いていた様ですが、リヴァイさんてこんなに字がキレイなんですか？｣


この質問ちょっと失礼かな？


エ｢あぁ、[兵士長]になる前はそうでもなかったんだがな。｣

ハ｢兵士長になる時に、字の読み書きをやり直したんだよ。別に問題はなかったはずなんだけどね。｣

たまたま団長室に来ていたハンジさんも横から言う。

｢それは、どうしてでしょうか？｣

ハ｢きっと、[兵士長]に責任を感じたんだよ。｣

責任......

リヴァイさんらしいかも。

｢リヴァイさんて、本当素敵な人ですね。憧れます。｣

私はリヴァイさんにまた興味を持った。

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