ファンタスティックビースト〜another story〜

42 番外編 ページ42

イギリスについて数日経ったある日




「Aあのさ」




「何？」




「僕達ってずっと一緒にいるよね」




「そうだね」




ニューヨークに行ってきてから、私たちの関係は
少しぎこちなくなったと思う




それは、酒場でのナーラックのことだったり
私で言えば船に乗る前のティナの言葉だったり…




実は今ニュートに呼ばれてすごくドキドキしてる




しかもずっと一緒いるよねだなんて…




「僕考えたんだ。魔法動物も大事だけど
もっと大切なのはAじゃないかって」





「…そ、そっか。」




心臓がバクバク言ってる




ニュートはちょっと前まで幼なじみみたいな存在で
考えてた




でもいろいろな所でニュートの逞しさというか
男らしさというか…




とにかく意外な1面を見れて異性としてみるようになった




「だから、これからも僕と一緒に居てくれませんか？」




私はどこかでその言葉を待っていたのかもしれない





「はい」





「…っ」



私が返事をするとニュートは抱きついてきた



「ニュート！い、痛いよ！」



「ごめん…でもうれしくて！」






この2人の子供がホグワーツに入学するのはまた別の話

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