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一限の経済学の教室に着き、1番左の席に座る。ここは私のお気に入りの席でいい感じに日差しが当たって寝るのにちょうどいいのだ。
WN「おはよ」
席に突っ伏していた私の横に座ったウォヌ。
「あ、ウォヌか……ってあんたこの授業とってないでしょ?なんでここにいんのよ」
WN「昨日貸すって言ってたゲーム渡そうと思って。それに俺の授業の教室この部屋の隣だし」
「確かにね、ありがと」
WN「お前また昨日の夜、夜更かししただろ?いつもよりテンション低いし機嫌悪いな」
「なんで分かるの(笑)今日までの課題やるの忘れててずっとやってたから眠い〜」
WN「抜けてんのは相変わらずだな」
「ウォヌいなかったら私生きてないかも(笑)」
WN「荷が重いわ」
「今日お昼一緒に食べる?」
WN「うん。いつものとこで」
「わかった〜」
WN「お前のことだから寝ると思うけど寝るなら上手く寝ろよ〜」
そう言って軽くデコピンしてウォヌは戻って行った。
ウォヌとは家が近所の幼なじみで腐れ縁。ウォヌに勧められてから始めたゲームに私もハマってしまい今ではゲーム仲間でもある。
授業開始5分も経たず、夢の中へ旅立った私に怒った先生から雑用を命じられた。まぁ自業自得だけど……
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作者名:エクレア | 作成日時:2022年5月22日 1時