少女がホグワーツに到着するまで ページ7
Aと両親は屋敷に帰ると、早速ホグワーツで必要な物の用意を始めた。
すると、金髪のメイドが螺旋階段を降りてきた。その手には、金色の金具が付いた白いトランクがある。トランクの持ち主は、さっとメイドに駆け寄った。
『フィオナ！もう準備をしてくれていたんですか？』
フィ「はい、Aお嬢様。もう既に終わらせておきました。トランクに永久拡大魔法を掛けておきましたので、中には沢山物が入る様になっております。」
『ありがとうございます、フィオナ。とても助かります！』
フィ「いえ、お嬢様の為であればこれぐらい朝飯前ですよ！逆にこんなことすらもできなかったら従者失格ですから。」
フィオナ・フィレンシオは昔から、他人には優しく、自分には厳しい人間だった。しかし、Aに言われてからは自分に自信が持てる様になり、元から素敵だった笑顔は更に美しくなっていた。自分が変わるきっかけを作ってくれたAを心から慕っているフィオナは、例え彼女が闇側に行こうと付いて行くと心に決めている。
Aはそんなフィオナが大好きだった。Aにとって彼女とは第二の母親であり、自分に全てを教えてくれたのだ。もちろん、その素晴らしい働きも高く評価している。
今のように、自分のいないうちにできる限りのことをやっておいてくれるのだ。
『そんなに謙遜しなくても良いんですよ、フィオナ。貴方の努力は私が誰よりも知っていますから！では、先ほど買ってきた荷物をトランクに入れてもらっても良いですか？』
フィ「ありがとうございます…！勿論です！』
Aがそうお願いすると、フィオナは物凄いスピードでトランクに買ったものを詰めて行った。
すると、Aが大事なことに気付く。
『あっ…！お父様、お母様、私、まだ動物を買っていません…！』
父「心配しなくていい、A！さぁ、出ておいで！」
父がそう叫ぶと、開いていた窓から白いフクロウがAめがけて真っ先に飛んできた。
黄金色の瞳は、近くで見るととても迫力がある。
『わぁ、可愛いフクロウですね…！ありがとうございます、お父様！』
母「私からはこの子よ。セレーネ家は白と紫というイメージでしょう？だから、この子を選んでみたわ。気に入ってくれると良いのだけれど…」
白い蛇が、Aの首元にしゅるりと巻きついた。
ラッキーキャラ
友人「今日もあの方は美しいわ…！」（オタクな友人）
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漫画好きのいーちゃん(プロフ) - コハクさん» ありがとうございます…！そう言っていただけると嬉しいです！更新頑張りますね〜。 (2022年9月20日 12時) (
レス) id: 4140f7ee3c (このIDを非表示/違反報告)
コハク - めちゃくちゃ面白いです！更新待ってます！ (2022年9月19日 21時) (レス) @page24 id: 9444a11fa5 (このIDを非表示/違反報告)
漫画好きのいーちゃん(プロフ) - 優花さん» 私が個人的にチートキャラ好きなのでつい…wコメントありがとうございます！ (2022年2月20日 5時) (レス) id: 4140f7ee3c (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いいですねぇ、チート。 (2022年2月17日 7時) (レス) @page10 id: ec23ddb079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漫画好きのいーちゃん | 作成日時：2022年1月21日 15時
