組み分け ページ15
ハグ「マクゴナガル先生、イッチ年生の皆さんを連れてきました。」
マク「ご苦労。では、新入生の皆様、組み分けが始まるまでに身嗜みを整えたりと準備をしておいてください。」
ホグワーツ城に入ってまず見えたのはエメラルドグリーンのローブを見に纏う厳しそうな魔女だ。彼女はグリフィンドールの寮監兼変身術の教師である。
マクゴナガルが退室すると、ずっと静かだった新入生達がざわざわと騒ぎ始めた。
A「あの先生かなり怖かったな…」
B「あぁ、俺の父さんはあの人と同級生らしいが厳しいらしい…」
Aはその言葉に少し腹が立った。たしかに厳しい人は怖いという印象がつきやすいが、その厳しさは自分の生徒の為のものなのだというのがこの僅か時間でAは分かったからだ。
すると、奥の大扉が開いた。
マク「準備が整いました。では、列になって出てきてください。」
新入生達は水を打ったようにピシャンと静かになった。そして言われた通り綺麗な一列になり進んで行く。
Aは自分の前に立っているピーターがかなり緊張しているのか分かった。
『ピーター。大丈夫ですよ、もっと肩の力を抜いたらどうです？気を張りすぎると疲れてしまいますよ。』
「う、うん…。」
『組み分けと言っても、帽子を被るだけですから。不安にならなくて大丈夫ですよ。』
Aはにっこりと優しくピーターに微笑んだ。途端、ピーターの顔が真っ赤になる。彼が怒っているのかと勘違いしたAは、不安げに聞いた。
『私、何かしましたか…？』
「う、ううん…！」
『そうですか、なら良かったんですが…』
Aは、ピーターの顔が赤い理由が分かった気がした。きっと、ピーターは照れているのだ。
『ふふっ、照れてるんですか？』
「？！え、い、いや、その、な、なんというか…」
ピーターのあまりの動揺ぶりに、Aはクスッと笑った。
すると、マクゴナガルが羊皮紙に書いてある名前を読み上げ始めた。
マク「エリザベータ・アーヴィン！」
エリザベータという少女は、柔らかそうな金色の髪を肩あたりで切っており、優しそうな子だ。
エリザベータは少し高めの椅子に座り、そーっと帽子を被った。
帽子「ハッフルパフ！！」
彼女はぱぁっと顔を輝かせてハッフルパフのテーブルに早歩きをした。
ラッキーキャラ
友人「今日もあの方は美しいわ…！」（オタクな友人）
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漫画好きのいーちゃん(プロフ) - コハクさん» ありがとうございます…！そう言っていただけると嬉しいです！更新頑張りますね〜。 (2022年9月20日 12時) (
レス) id: 4140f7ee3c (このIDを非表示/違反報告)
コハク - めちゃくちゃ面白いです！更新待ってます！ (2022年9月19日 21時) (レス) @page24 id: 9444a11fa5 (このIDを非表示/違反報告)
漫画好きのいーちゃん(プロフ) - 優花さん» 私が個人的にチートキャラ好きなのでつい…wコメントありがとうございます！ (2022年2月20日 5時) (レス) id: 4140f7ee3c (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いいですねぇ、チート。 (2022年2月17日 7時) (レス) @page10 id: ec23ddb079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漫画好きのいーちゃん | 作成日時：2022年1月21日 15時
