手紙 ページ2
ある日の早朝。
A・セレーネは少し不機嫌だった。
数分前ーー
サ「お嬢様、起きてください！早く！」
『…んぅ…いやぁ…あと五分…』
サ「ダメですよ、いつもそう言って！」
『…むぅぅ…』
…ということがあり、朝に弱いAは非常にうとうとしている。
クローゼットから白いワンピースを手に取り、のろのろとパジャマを脱ぎ始めた。
ワンピースの裾には主張しすぎない大人しめのレースが縫い付けられており、スカートの部分は少しだけふわりとしている。
白いニーハイソックスを履くと、Aは目を軽く擦りながら階段を降りた。
『おはよぉございます、おかあさま、おとーさま…ふわぁぁ…』
母「ふふ、相変わらずAは朝に弱いのね。」
父「だがそんなところも子供らしくて良いじゃないか。」
母「そうね。A、座りなさい。」
『はい、おかあさま…(なんなの、こんなに早く起こして…)』
心の中で悪態をつくAに聞かされたのは、嬉しいニュースだった。
母「よく聞きなさい、A。」
父「お前はホグワーツに通うことになった。」
『…ふぇ？ホグワーツ？』
母「えぇ、そうよ。」
『…え、えぇぇえぇ？！』
そのニュースのお陰で、Aの眠気は完全に吹っ飛んだ。
この知らせを聞く日を、Aがどれだけ待ち望んだことか。
沢山の魔法に、沢山の友達。
新たな知識に、新たな道。
ありとあらゆる知識を自分のものにしたい。
それが、Aの一番の願いだった。
『お母様！お父様！買い物に行きましょう！』
母「私がちょうどいうところだったから良いわよ。…A、くれぐれも姿現しで酔わないようにね」
『は、はい…』
父「ダイアゴン横丁か、久しぶりに行くな…！」
母「早く行きますよ、アナタ。」
『置いていきますよ？』
父「？！少し待ってくれ、二人共！」
冗談を真に受けて、急ぎ慌てて玄関に走ってきた父は、実に滑稽だった。Aも思わず笑ってしまった。
ラッキーキャラ
友人「今日もあの方は美しいわ…！」（オタクな友人）
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漫画好きのいーちゃん(プロフ) - コハクさん» ありがとうございます…！そう言っていただけると嬉しいです！更新頑張りますね〜。 (2022年9月20日 12時) (
レス) id: 4140f7ee3c (このIDを非表示/違反報告)
コハク - めちゃくちゃ面白いです！更新待ってます！ (2022年9月19日 21時) (レス) @page24 id: 9444a11fa5 (このIDを非表示/違反報告)
漫画好きのいーちゃん(プロフ) - 優花さん» 私が個人的にチートキャラ好きなのでつい…wコメントありがとうございます！ (2022年2月20日 5時) (レス) id: 4140f7ee3c (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いいですねぇ、チート。 (2022年2月17日 7時) (レス) @page10 id: ec23ddb079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漫画好きのいーちゃん | 作成日時：2022年1月21日 15時
