空想彼氏育成ゲーム初めてみます？ (ページ38)

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嫉妬のキスページ38

…

2人を連れて街を歩けば

通りすがりの人の視線が集まるのが分かる

そりゃそうなるよね

両手に花だ

SE「ひゃぁー、寒っ！」

「セフン君はみんなが来ないうちに着替えて」

店に着き、セフン君に制服を渡す

SE「Aー、後ろ結べない」

「んー」

こんな愛嬌があって甘え上手だったら

店に出しても儲かるのに

「後これ、迷子になった時のためにケータイ渡しとく」

SE「迷子になったらAが迎えに来てくれるんでしょ？」

「はいはい、行ってあげるから凍死しないように」

ふにゃっと笑うセフン君を見て

男に頼られるのも悪くないなと思う

「コートと、マフラーと、カイロと…」

SE「最後はAのハグー！」

気を緩めた隙に、手を引かれ

包まれた私の体

SE「じゃぁ行って来まーす！」

そう言ってかわらず笑顔を保ちながら出て行ったセフン君に

少しだけ心が弾んだ

うわー…なにしてんだ自分…

集中！集中！

ほっぺをぱしっと叩いて来合いを入れたけど

…

「じゃぁ、開店の準……んっ！」

振り返ると、瞬きをする暇もなく奪われる唇に

全身の力が抜けて行った

「ジョン…イナッ…まっ…て」

いつもより強引に荒く入って来た舌に

ぎゅっと目を閉じる

KA「…はぁっ…」

静かな店内に響く吐息が興奮を誘う

舌は絡まり合い、熱く溶けて行く

どうしよう…気持ち良くなって来た…

KA「…そんな目したら、我慢できないんだけど」

息が荒くなったジョンイナは

私の首筋に顔を埋めた

「ストップっ……はぁっ……今はダメ…」

KA「こうさせたのは誰だよ」

理性で抑えようとしても、言う事を聞かない体

熱を帯び、ジョンイナを求めてしまいそう

KA「まだ、みんな来ないから…」