浮気３１ ページ31
ASIDE
YG「オッパのパボ！」
SE「可愛すぎてつい、ね」
左隣のユギョムさんはセフンと
親しそうに話してるのがわかる。
ボディータッチも激しいし。
それだけでチクチクと胸が痛む。
私の彼氏はチャニョルなのに。
TA「ねぇAちゃん聞いてる〜?」
右隣のタオさんに名前を呼ばれハッと我に返る。
『ごめんなさい！』
TA「だから敬語やめてよ〜遠い感じしてタオ嫌。」
タオさんは見た目とのギャップがすごい。
怖い人なのかとおもってたけど
すごく可愛くてふわふわした人。
『じゃあ、遠慮なくいくね?』
TA「うん！あ、そうだ喉乾いてない?」
こういうちょっとした
気遣いもできて本当にカッコいい。
『じゃあ…オレンジジュースで』
TA「なにそれ可愛い(笑)
お酒じゃなくていいの〜??」
『お酒あんまり強くないので』
こうしてドリンクも運ばれて
タオさんはグビグビとお酒を流し込んでいた。
TA「にしてもAちゃんいくつ?」
『えっと、２１です！』
TA「じゃあヌナだ！
大人っぽいなって思ってた。
恰好とかなんかそそられるし」
そういって肩に手を回されて
太ももをツーっとなぞられる。
『も〜タオさん??
お酒飲みすぎじゃないですか〜??』
TA「そんなことないよ??
Aちゃんほんっとやばいい…」
肩に乗ってた手がスルスルと
背中をなぞってきてゾクッとする。
どうしよ完璧酔ってる。
TA「その顔、誘ってんの??」
『た、タオさん…っ』
SE「そうだ、タオや。
明日大学だろ?もう帰んないと。
タクシー呼んでるから」
TA「あぁそうだねぇ」
KA「ユギョンさん指名入りました」
YG「オッパ、今日も場内指名してくれないの?」
SE「ごめんね。」
何が起こったんだろうか。
タオさんは帰ってしまいユギョンさんは
指名されていなくなり、機械的に
私とセフンだけが取り残された。
SE「延長、あと場内指名する。」
『ふぇ?』
SE「Aちゃん場内指名するって言ってんの。」
そういわれて慌てて近くの黒服に伝えると
物珍しそうな顔をしていた。
SE「で、聞かせてもらおうか。Aちゃん?」
楽しい話なんてこの人とはできそうにない。
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@_tete_56
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作者名：て て 。
| 作成日時：2015年10月18日 1時
