告白みっしょん。 (ページ43)

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Mission 43 ページ43

ASIDE

監督「じゃあ明日は
隣の高校と練習試合だからな。
練習試合だからといって気を抜くなよ。
分かったな！？」

「「はいっ！！！」」

監督「よし、解散。」

この通り明日は練習試合。
隣の高校との練習試合は
１年生の私には初めてなのだ。

そして隣の高校といえば…
頭のいいエリート高校！

それにサッカー部もすごく
強いって有名で。

『どんな人たちなんだろう…』

BH「個性豊かだよ！(笑)」

JD「おもろい奴らばっかりやで！(笑)」

CY「同じ中学だったやつが４人いてさ！
そいつらとは今でも仲いいんだ！」

『へぇ、先輩たちと中学一緒…』

ってことは、

私とセフナとジョンイナは
同じ中学だったけど

『あ、タオだ。タオが確か
先輩たちと同じ中学校でしたよね？』

BH「そうそう！(笑)あいつ
昔から面白い奴で可愛がってたな～(笑)」

JD「たいちょーたいちょーって
いつもうるさかったけどな(笑)」

『あぁ！タオの口からその隊長ってよく
聞くんですけど、誰なんですか？』

CY「明日になればわかるよ(笑)」

『うわそれめっちゃ気になる
やつじゃないですか！(笑)』

明日、楽しみだな。

そしてその日の夜

一応タオに自慢するべくLINEを送った。

”明日の練習試合で隊長に会ってきます”

すると、数分後タオから
電話がかかって来た。

『もしも「行く」……はい？』

TA「タオも練習試合行く」

『本気で言ってる？』

TA「だってタオ最近
たいちょーに会ってないんだもん！」

『………うんそっか。
邪魔だけはしないでね。』

TA「うん！ありがとぉ！」

そして電話が切れた。

『……可愛いやつめ』

このときはまだ考えもしてなかった。

この練習試合での出会いが

思いもよらぬ展開へと

私たちを導いていたなんて――――――…

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