告白みっしょん。 (ページ37)

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Mission 37 ページ37

ASIDE

あっという間に終わってしまった

長いようで短かった合宿。

この庶民的な合宿所好きだったな…

なんて名残惜しい気持ちで
バスの中に乗り込む。

もちろん隣には…

JI「あ～疲れた」

大好きなジョンイナ

そして通り道を挟んだ
隣はルハン先輩とセフナ。

SE「ルアニヒョン！
たのてぃかったでとぅね！」

LH「るぅは全然楽しくなかった」

SE「ぼくはルアニヒョンと一緒に
いれてうれてぃかったでとぅ！」

LH「………あそ

………るぅは一緒にいたって
いうのに全然嬉しくなかった。」

そんなことを言う先輩と
視線が交じった。

その目は冷たかった。

………もしかして私に言ってる？

LH「セフナ、今回だけ席Aと
変わってくんない？」

SE「……え？ルアニヒョン…？」

LH「ジョンイナもお願い。」

嫌です、ってジョンイナなら
言うと思ったけど

JI「分かりました」

って、あっさり了解した。

そしてセフナも渋々了解して

私は先輩の隣へと移動した。

そして丁度バスが出発した。

『どうして席変えたんですか？』

LH「…気づかせてあげようと思って。
鈍感女にはストレートに伝えるべき
だと思ってさ。」

そして

LH「でも、気づいたでしょ？
俺の気持ち。気づかないふり
しようとしてただけでしょ？」

ドクリ、と心臓が音を立てた。

確信ではないけど
そうなのかもしれない、と
私は昨日の時点で勘付いていた。

……私だってそこまで鈍感じゃない

でもそんな先輩の気持ちを
知らないふりをしてた。

それが先輩を傷つけてる
ってことも知らずに。

『先輩………ごめんなさい…』

LH「まだ何も言ってない。

……ちゃんと言わせてよ。」

騒がしいバスの車内。

先輩は私の耳元で囁いた。

LH「…………好きだ」

こうして先輩の気持ちが
確信へと変わってしまったんだ。

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