告白みっしょん。 (ページ36)

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Mission 36 ページ36

ASIDE

『………はぁ…』

今の私の頭の中を
駆け巡るのは

あのさっきの
ルハン先輩の顔ばかり。

あの顔の意味が

まだ私にはわからないんだ。

だけど気になって気になって

仕方がない。

JI「………ねぇA」

『ん？』

ジョンイナと部屋で
二人っきりだというのに

私はジョンイナの言葉が
頭に全く入らない。

JI「ずっと話上の空じゃん。
何考えてるの？」

『あ…ごめん……』

JI「俺以外の誰かのことを考えてた？」

『………ごめん。』

JI「謝らないでよ。
あと、ここは嘘つくべき(笑)
ほんと素直だよな！(笑)」

『ごめ……あ……』

また謝ろうとしてしまった。

JI「ねぇA」

『……ん？』

JI「今Aの目の前にいるのはだれ？」

『……ジョンイナ』

JI「だったら俺だけを見てろ。
俺だけを考えてろ。

………ほかのこと考えられないくらい
Aの頭の中俺でいっぱいにしてやるよ」

するといきなり
後頭部を押さえつけられて

ジョンイナのキスが降ってきた

びっくりして離れようとしても
男の人の力には到底敵わない。

無力のままされるがままで
ようやくジョンイナが離れた。

『もうジョンイナ！
急にされたらびっくりするじゃん！！！』

JI「我慢、してたんだもん。

さっきからずっと。

それに誰かさんは
全然俺のこと見てくれないから……」

そう言って悲しそうな顔を
するジョンイナ

JI「今日俺ら恋人になったんだよ？
今この部屋二人っきりなんだよ？

………少しぐらい警戒心持ってよ。」

このときジョンイナに
申し訳ないことをしたと心から思った。

『ごめんね……』

JI「正直今の俺………

キスだけじゃ足りない。

もっともっとキスしたいし
それ以上もしたいって思ってる。」

『ジョンイナ……』

JI「大丈夫、待つから。

Aのこと大事にしたいし。
ゆっくり進んで行こう。な？」

私はコクっと頷いた。

そしてジョンイナの優しさに
涙が出そうになった。

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