告白みっしょん。 (ページ33)

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Mission 33 ページ33

ASIDE

ご飯を食べ終わり
そのあとは皿洗いやら
洗濯やらで大忙しだった私。

『……ユラ先輩に報告
しないとダメだよね…。』

洗濯物を畳みながら
ふとそんなことを思った私は
作業を一旦止めてポケットから
携帯を出した。

そしてLINEに
”ジョンイナが勝ちました”
と、送った。

するとすぐに既読がついて

”よかったね、嬉しい？”
そう返って来た。

『……嬉しい、のかな…？』

正直、半々な気持ちだ。
もちろん大好きなジョンイナが
勝ったことは嬉しいけど、

なぜかルハン先輩が気になる。

この気持ちをユラ先輩に伝えた。

ユラ先輩ならきっと
何か分かるような気がしたから。

するとユラ先輩から
電話がかかって来た。

『もしもし？』

「あれどういう意味？
Aちゃんはルハンくんのこと
どう思ってるの？」

『…最初は私のこと嫌ってる
悪魔みたいな先輩だと思ってました。

でも今日の朝先輩が
一生懸命ボールを追いかけてる姿
を見たんです。
それを見て気持ちが変わったんです。

ルハン先輩は本当は私の思ってるような
人じゃないのかなって。』

「……そっか。」

『オッパにももっと先輩を
見てあげてって言われたんです。
きっとこれを言いたかったのかな？』

「違うよ、それは違う。」

『へ？』

「まだAちゃんは
周りをちゃんと見れてない。

ルハンくんを全然見てないよ。」

『……見てるつもりですけど…』

「だったらルハンくんの
気持ち分かるはずじゃない？」

『先輩の気持ち…ですか？』

「分からないでしょ？
ジョンインくんしか見てない
Aちゃんはルハンくんの
気持ちなんてわかるはずない！！！」

初めて、

ユラ先輩が私に怒った。

「…あ、ごめん……怒鳴る
つもりはなくて…」

『………ルハン先輩を
ちゃんと見ればいいんですね？』

「…………うん。
そうすれば絶対気づくよ…」

私は

ルハン先輩の気持ちが知りたかった

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