告白みっしょん。 (ページ31)

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Mission 31 ページ31

ASIDE

ドアから出てきたのは…

ガチャ

『……………あ』

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・

JI「何だよその反応。」

ジョンイナだった。

何かするのかな、って
思ってたけどジョンイナは
いつも通りで、

今日の練習の話とか
セフナの話とか

いつもするような話をした。

JI「でさ！休憩中にセフナがさ！

それにしても今日は
ジョンイナがよくしゃべる。

それに無理に明るく
話してる感じがして

『ジョンイナ変だよ、どうしたの？』

そういうと、
いきなり恥ずかしそうに
俯くジョンイナ。

JI「……あ、あの……さ…

………勝ったら
言いたいことあるって言ったじゃん？」

………そうだった。

そして告白かな、みたいな
期待をしたんだっけ私。

今考えると馬鹿だ。

あのジョンイナが
私を好きなはずがないのに。

『言いたいことって何？』

ドキドキドキ…

考えてることとは裏腹に
緊張してドキドキする。

………本当に私は馬鹿な女だ。

ふいにジョンイナを見ると

バチッと

目が合ったけど
恥ずかしくて逸らした。

すると

JI「何で逸らすの？」

『………え』

JI「俺はいつも見てるのに。
何で俺のこと見てくれないの？」

『ジョンイナ？』

JI「小学校の時から
ずっとずっとAだけを見てきた。

なのに何で気づかないのさ、鈍感女。」

『私鈍感じゃな「好きだ。」

・

・

・

JI「好きだよ、A。」

『……嘘』

……これは夢だろうか。

そう思ってほっぺを強くつまむ

でも

『……痛い…』

現実だ。

私はみるみる赤くなっていく
頬を見られたくなくて俯いた。

JI「…A？」

私もちゃんと言わないと…

覚悟を決めて

深く息を吸い
ゆっくりと顔を上げる。

『わ、私も…好き…
ジョンイナのことが…だいす…きゃ！

言い終わる前に強く
私を抱きしめたジョンイナ

JI「……正直フラれると思ってた。

……やべえ、めっちゃ嬉しい。」

恥ずかしそうに口を手で覆うジョンイナ

幸せってきっとこのことを言うんだね。