Mission 4 ページ4
ASIDE
「ジョンインくんの幼馴染
なんだよね。Aちゃん。」
私の名前…知ってたんだ…。
「私の名前はユラっていうの。
キムユラ。3年生だよ。」
ユラ先輩…
とても肌が白くて
全体的に細くて
顔も目がぱっちりと大きくて
ストレートのロングヘア
綺麗な人だ、とても。
「ジョンインくんに
手紙書いたんだけど…
手紙読まずに捨てるって話
本当だったんだね…」
悲しそうなその表情までもが
絵になっていて思わず
見とれてしまっていた。
「ねぇAちゃん。
お願いがあるんだけど。」
『なんでも言ってください』
「協力してくれる？？」
『もちろんです！』
女を泣かせるジョンイナ
なんて私が許さない！
・
「ユラがジョンインくんにしてほしい
こと妄想して、それをAちゃんに
実践してもらうの！いいかな？？」
『え？？』
「ユラね毎日ジョンインくんと
ラブラブする妄想考えてるの。
それでね、本物のジョンインくんは
私の妄想のジョンインくんと
同じことしちゃうのか知りたいなあって♡」
『あの、ちょっと待ってください…
えっと…
どっから整理しようか
「別にユラ、ジョンインくんと
付き合いたいわけじゃないの！
私の妄想の中のジョンインくんで
十分なの！…まぁ今日妄想通りいけば
ジョンインくんが息切らしながら
来てくれる予定だったんだけどね。」
『いやでもさっき
泣いてたじゃないですか！！』
「あぁ、あれね。
目にゴミ入っちゃって。」←
『………ユラ先輩さっきの話は
”なかったことにしましょう”
そう言おうと思ったけど
「協力してくれる、って
言ったよね。」
ギロリ、と私を睨み付けるユラ先輩。
『………はい』
これから私、どうなるんだろう…
・
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作者名：て て 。
| 作成日時：2015年8月27日 17時
