告白みっしょん。 (ページ19)

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Mission 19 ページ19

ジョンインSIDE

LH「話ってなに？」

俺はルハニヒョンを外に呼び出した。

「あいつにベタベタ
しないでほしんですけど」

LH「なんで？」

「……それは…

言ってしまおうか。
あいつのことが好きだからだ、と。

でもいざ言おうとすると
照れくさい、というのか
なんとなく言えなくなってしまう。

だから

「”幼馴染”の俺があいつを
心配するのは当然のことですから。」

あぁ、俺はどうして
こんなにも臆病なんだろう。

LH「幼馴染…ねぇ。」

・

LH「じゃあこうするのはどう？
Aちゃんと俺が付き合うの。
そうすればもう君が心配することなんて
何一つないと思うけどな。」

「それは……っ…」

確かにそうなってしまえば
俺が心配する必要なんて……

でも

「それは…ダメです…」

LH「何で～？ただの幼馴染の君に
どうして反対されなきゃいけないの～？」

この人は俺で遊んでる。

俺の気持ち、分かってるでしょ？
なのに言わせようとするなんてさ…

「性格悪いですね」

LH「何それ褒めてるの？
ありがと～！♡」

でもここで言わないと
負けたような気持ちになると思った。

………もう臆病な俺とはさよならだ。

・

「俺は…Aのことが好きなんです。
だから、ルハニヒョンがAと同じ部屋
とかすげえ腹が立つし、おまけに
イチャイチャしてるとこ見ると引き離したく
なっておかしくなるんです。」

LH「いや、君も十分性格悪いよ(笑)」

「いや、思って当然の感情なので。」

LH「ん～、そうだなぁ～。
じゃあ勝負しよ。
俺と１対１のサッカー勝負。
それに勝てればAちゃんには
近づかないし、部屋も君に譲ってあげる」

ルハニヒョンはサッカー部の
絶対的エースで、一番うまい。

そんなルハニヒョンに勝てるのか…。

いや、そんな弱音は言ってられない、

「望むところです。」

LH「後輩だからって手加減はしないから。
君の彼女を想う気持ちの強さ、見せてもらうよ。」

もう俺は自分の気持ちに正直になる。
…見てろよ、A。

・