告白みっしょん。 (ページ17)

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Mission 17 ページ17

ASIDE

『「ぎゃはははははははは！！！」』

さっきから騒がしいのは
ビーグルラインのいつもの３人

今日は初日ということで
ウォーミングアップ程度しか
しなくてすぐに合宿所に戻って来て

みんな自由にしてる。

で、あの三人はテレビ番組に夢中の様子。

私は、みんなにご飯作って
食べさせたし、まだ全然綺麗な
合宿所を掃除する必要もないから

うるさい３人の後ろで
ボッーとしていた。

そんな私のことを
台所で水を飲んでいるジョンイナが
ジッと見つめてくる。

もうその目は恐ろしくて
視線に気づかないふりをした。

ユラ先輩…このミッションきついです。

あんまりジョンイナと
話さないようにしろ、とルハン先輩に
釘刺されたから自分から近づくことができない。

…………ジョンイナと話せないのか。

そう考えるだけで
私の胸は苦しくなっていく。

…痛いよ。

LH「Aちゃん。」

後ろからフワッと
何かに包まれてシャンプーの
いい香りが広がった。

LH「お風呂、上がったよ」

『……いや、あの…
抱きしめなくたって…』

LH「照れてんの～？
もう、ほんと可愛いんだから！」

なにもそんな大きな声で
言わなくたって…
ジョンイナに聞こえちゃう…

勘違いされちゃうかもしれない

………あれ

何でこんなに焦ってるんだろう。
何でジョンイナに勘違いされたら困るの？？

テレビを見ていた三人も
こちらに気づいてヒューヒューと
冷やかしの声が部屋に響いた。

冷やかされるのが嫌なはずなのに
今はそれもどうでもいい。

ただジョンイナが
何を思ったのか、これだけが
頭の中を駆けまわる。

だんだんと近づいてくるジョンイナ。

JI「先輩、離れてください。」

ジョンイナ、私…もしかして…

この先は考えたくなくて
私は部屋へ逃げた。

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