私の憧れ -1- (ページ48)

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４８【EHside】ページ48

収録中

何回もトゥギヒョンに怒られた
全然笑えなくて
アイドル失格だ、、

Aのことしか考えられなくて
後悔がドンと押し寄せる

はやく収録終わってくれ、、

Aに電話したいのに

でも、電話したところで出てくれるのかな
思ってもない事言って
沢山傷つけたよな

LT「ヒョクチェ、笑え」

隣に座ってるヒョンに小声で怒られる

とりあえず集中しなきゃ

１時間半後
収録は無事終わった

俺は急いで楽屋に行って、スマホを手に取る

LT「Aに電話するの？」

「うん。ねえなんでヒョンは、Aが帰っちゃったのにそんな平然としてられるの？」

おかしいよ
俺よりもずっと仲良くて
Aのこと可愛がってたのに

LT「、、、Aをこれ以上傷つけたくないから」

、、、

ずっと大人なんだ、ヒョンは
俺なんかよりずっと相手のことを考えられる

LT「いいこと教えてあげるよ」

「、なに？」

LT「Aはまだ日本には行ってない」

「え！？」

帰ったんじゃ、、、

LT「１３時１分発の飛行機に乗る」

！？

LT「謝るなら、電話じゃなくて直接謝ってこい」

今は１２時６分

、、、間に合う！！！

MG「待てヒョクチェ！！車出すから乗ってけ」

「ありがとうヒョン！！！」

急いで車に乗り込み、Aにメッセージを送る

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To A

お願い、待って
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それから１０分、２０分、３０分と時間は進み

それでも全然返信が帰ってこない

「、、、ヒョン急いで！」

MG「くっそ、、あともう少しなのに渋滞にはまったんだよ、、、」

スマホを見ると表示は１２時４６分

どうしよう、、、
ギリギリだ
Aが早めに飛行機に乗り込めば会えない

渋滞で全然進みそうにない

「、、、ヒョン！！俺走る！！！」

MG「は！？おい！！お前ファンに見つかったらどうすんだよ」

、、そうだ、変装も何もしてない

ヒョンが被ってる帽子が目に入る

「それ借りる！！！」

ヒョンから帽子を奪って勢いよく車から降りる

無我夢中で走った
Aお願い、待って

謝れないままさよならなんて

やっと仲良くなれると思ったのに

１２時５０分

やっと空港に着いてAを探し回る

「はぁ、、、はぁ、、、」
平日の今日でも人は多くて
どんな格好してるかも分からないのに

人にぶつかりながらも周りを探し回る

「、、どこだよAっ、、！！」