私の憧れ -1- (ページ39)

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"１人の男として"

オッパに言われたことが頭の中で繰り返される

ファンとしての好きじゃなくて
、、、オッパに恋してたってことなのかな？

最近ずっと感じてた苦しさ
それは全部
ヒョクチェオッパことだった

あぁ、、私好きだったんだ

「、、オッパっ、、」

またどんどん涙が溢れてきて止まらない

LT「やっと気づいた？^^」

「、、え？」

LT「俺はAよりも先に、Aの気持ちに気づいてたけどなー笑笑」

どういうこと！？

LT「ずっとヒョクチェを目で追ってたし、何よりも表情が乙女だったよ？^^」

うわ、、、恥ずかしい
まさかヒョクチェオッパまで気づいてたり！？
ああ、！、死にたい

DH「あー！ヒョンこんな所にいた！ヒョンの番だよ！」

LT「あ、おう！A、今日の仕事終わったらまた話そう？｣

「あ、、はい、わかりました。ありがとうオッパ」

LT「うん^^行こうか」

泣いたのバレないかな、大丈夫かな
待機室に戻るとリョウクオッパとシンドンオッパと、数人のメイクさんが談笑している

、、、目冷やしてこよう
メイクも直さなきゃ、、

財布とメイクポーチを持って自動販売機で水を買い、トイレに言って目を冷やす

「、、、はあ」

まさか、、本当に好きだったなんてな
ヒョクチェオッパの顔を思い浮かべて

もう頼まないと言われたことを思い出して
また涙が溢れる

「泣くな私、、｣

SA「Aちゃん？」

！？

「、、ソンアちゃん」

SA「なんで泣いてるの？」

そうだ、、ソンアちゃんも好きなのに
どうして好きになっちゃったの

「ううん！^^なんでもないの」

SA「、、、泣きたいのは私の方よ！！！！」

ﾄﾞﾝｯ!!

！？

痛い、、、
ソンアちゃん、、？
いきなり肩を突き飛ばされて尻もちをつく

SA「なんで、、？あんたなの？ずっと私がオッパのメイクしてきたのに！！なんで、、」

、、、そうだ
好きな人に断られたら辛い
私がヒョクチェオッパに断られたように
ソンアちゃんだって断られてたんだもん

頭の中では冷静でも
目の前のソンアちゃんは怖くて

SA「メイクチームにあんたが入ってきてから気に入らなかったのよ！私が一番新人で、メンバー達に可愛がられてきたのに、、あんたがいきなり入ってきて！！！私が大好きなヒョクオッパに近づかなければいいと思ってたのに、メイクもあんたに取られて！！！」

、、、だから
睨まれてると思ってたのは勘違いじゃなかったんだ
オッパ達だけじゃなくと
ソンアちゃんにまで迷惑かけてたんだ、私