私の憧れ -1- (ページ3)

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とうとうオリエンテーションの日になった。

いろんな国の人達がたくさん

『うわあ、あの人綺麗』

メイクさん以外にもモデルさんもたくさんいて、スタイルが桁違いな人達がキラキラしてる
環奈『やっぱりすごいね、世界って』

『だね、、』

素敵なメイクが施されたモデルさん達を見ながら歩いてく

受付『応募された方はこちらまでどうぞー！』

環奈『あ！あっちだって！行こう！あの、応募したものなんですが』

受付『はい！確認致します！、、、確認取れました！今日はご自身でモデルさんにメイクされますか？』

『あ、いえ私達は見るだけで、、』

環奈『なんでよ！Aやりなって！』

『そんな無理だよ！世界レベルなのに』

環奈『あんたねー自分のメイクに自信持ちなって！うちの学校で一番の成績なくせに！』

受付『では１名参加ということでよろしいですね！笑』

環奈『はい！笑』

『え！？ちょっ、、、汗』

上手く丸め込まれた、、泣
だったら環奈も一緒にやればいいのに！！
なんで私だけーー！！

環奈『A頑張って♡』

、、、、可愛い
とことん環奈に甘いところ直さなくちゃ、、

受付『モデルさん用意出来たのでどうぞー！』

『よ、よろしくお願いします！』

モデル『よろしくお願いします^^』

うわあー綺麗！これでスッピン？
信じられない、、

モデル『あ、あのー汗』

『あ、ごめんなさい！すぐにやりますね！汗』

環奈『笑笑笑』

緊張する、、
でも、頑張ろう！

メイクを始めれば自分の世界に入り込んでしまう
メイクのことしか考えられなくなって
徐々にモデルさんに似合うメイクを施していく
メイク大好きなんだなあって自分でも思うくらい

気づけばリップまで全て終わっていて、、

『おぉーーー』ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

、、、ん？拍手？

後ろを振り返ると小さな人だかりが、、

え！？

モデル『すごくお上手ですね！おいくつなんですか？』

『え、あの、２０歳です、、』

モデル『２０歳とは思えない実力です！』

『いや、そんなことは！！』

環奈『本当にすごいよ！だから言ったでしょ、自信持ってって！』

？？『あの、すみません』

話しかけられて振り返ると、スーツを来た３０歳後半位の男の人

男『あの、ボクはこういうものです。よかったら、うちではたらきませんか？』

カタコトで日本語を話す男性
渡された名刺には

【SMEntertainment 】

SM、え、え、

『SMEntertainment！？！？』