女社長は今日も口説かれる (ページ9)

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少しの我慢ページ9

『なんで私、ソクミンくんにあんなこと言っちゃったのかしら、』

事務所に来てからも朝あったことが頭の中でずっとリピートしてる。。

今考えれば普通に痛い言葉だったし、自意識過剰かもしれないけど絶対ソクミンくんに男性経験豊富だと思われたよ…

「Aさん、昨日めっちゃ酔ってて凄かったですね」

『あんたね、私が1番気にしてることをいちいち言わないでよ』

「気にしてたんですね。それはすみませんでしたー」

あー！本当生意気ね！あなたその言葉を言った相手が私で良かったと思いなさい！とか1回でもいいから秘書くんに言ってみたい。

「そうだ、Aさん」

『、なによ…』

「そろそろあいつらの宿舎、変えてやりませんか？」

『あいつらってSEVENTEENのことよね』

「そうですそうです。昨日Aさんを宿舎まで連れてった時に中に入れてもらったんですけど、狭すぎて俺死ぬかと思いました。あんなんじゃプライバシーもくそもないですよ」

『そうよね、私も朝起きて思った』

でもな、今から探してもなかなかいい場所は見つからなそうだし…結局引っ越しは来年くらいになっちゃいそうだけど。

「まぁ、今から探しても引っ越せるのは来年くらいでしょうけどね」

あら、考えてることが一緒だわ。

『秘書くん、いい所探しといてくれるかしら』

「いいですよ、んじゃ、それ以外の仕事はAさんに押し付けますね」

『、、あなたの仕事を全部やるのは無理だけど、できる限りは手伝うつもりよ』

新しい宿舎探してくれるんだし、少し仕事が増えるくらい我慢しないとよね…