女社長は今日も口説かれる (ページ1)

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女社長始めましたページ1

「じゃあ今日からよろしくな、A」

私のパパ、ハン·ソンスはBigHitの方に顔を出すことが多くなるということから娘の私、ハン·AにこのPLEDISエンターテインメントの代表を任せるという決断をした。

別にBigHitに顔を出すだけなら代表者を私にしなくてもいいじゃないって最初は言ったけど、BigHitの方でも仕事を任されてしまうことがあるからこっちの仕事は私に託したいと真剣な顔で言われ断れなくなり今に至る。

『パパ、本当に私が代表になるの？』

「心配するな、なんかあったら僕が助けてあげるから。」

『、、うん、ありがとう』

パパは私の頭を軽く撫でてこの広い部屋から出ていった。

今から1時間後にもうすぐデビューするアイドルの子たちが私に顔を見せにここへ来るらしい。

パパが母性本能くすぐられるような可愛い子たちばっかだよって言ってたけど、正直そんなこと考えてる暇はない。

この事務所のてっぺんとして働く日から仕事はすごく溜まってるんだからまずはこいつらを片付けちゃわないと、

「Aさん、この資料に目通したあとこちらの封筒の中身の確認お願いします。」

『わかったわ。あなたは少し休んできなさい、朝から動きっぱなしでしょ。』

「ありがとうございます。Aさんって意外と気使えるんですね。」

『あなた、私によくそんな口が聞けるわね』

「それほどでもないですよ、では失礼します」

『褒めてるわけじゃないんだから、』

生意気な秘書、私は可愛い女の子の秘書がいいって言ったのに。見事にそれとは真反対な無駄にイケメンで無駄に一言多い男の秘書が着いてしまった。

本当、最悪ったらありゃしないわ。