# 幼馴染の過去 ページ45
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Aは大人しい子だった。でも小さい子ながら、よく笑う子で、それが今の、無表情になった中学生の私と比べられるようになったんだと思う。
ある日、中学校の帰りに
「Aちゃーんあーそーぼ!!!!」
Aの家に向かってそう叫ぶ女の子達が。
もうお友達できたんだ。
今も虐められてる私とは正反対だった。
学校に行けば虐められ、家に帰れば暴力は振るわれないものの、暴言を吐かれる日々。
名前……呼んでもらったことあったかな？
愛なんて、もらったことなかった。
それでも、
「ゆかお姉ちゃん、一緒に遊ぼ？」
この子は何も知らないんだ。憎くても憎めない罪なき子。
家に帰ると、
「……あんた帰ってきたの。私達、Aちゃんみたいに聞き分けいい子がいいのよね。あんたのこと要らないのよ。生きてる意味ないんじゃない？」
理不尽な言葉がきっかけだった。初めてAに対して恨みが芽生えた。
中学に入ってからは偽りを覚えた私はなんの変りもなくAと仲良くしていた。上面だけ。
また月日が経ってAが小学6年生の時だった。
Aのお母さんが、自 殺したと聞いた。経緯も全部聞いてしまった。
ごみステーションにごみを出すときにたまたま誰かがその話をしてるのを聞いてしまったから。
既に親戚の元を離れ大学生だった私も衝撃的だった。
ざまあみろと思った。
姉弟はすぐに母方の祖父母の所に行ったという。祖父母とは私も面識があった。
それに、私の引っ越した先はその祖父母の家の隣だったから。
Aが中学校に上がった時、私は彼氏もいて大学の友達もいてとても充実した日々を過ごしていた。
けど、
「ごめん、別れてほしい」
ゆか「……え、？何、ドッキリ？笑」
ドッキリなんかじゃなくて、2年付き合ってた初恋の彼氏に別れを告げられたんだと。
「……別に好きな人ができたんだ。」
ゆか「……そ、れは、誰なの？」
勇気をだして聞いてみた。
「ゆかの家の隣に住んでる女性だよ。」
まさか、A……？
あの子なら彼氏と会ったこともあるけど、信じられなかった。中学生に恋するなんて。
ただ、あの子も今では大分大人びて、メイクをしたらきっと私と同い年に見えるくらいだったからきっと彼はAが中学生であることを知らない。
私は、彼氏さえあの子に奪われるの…？
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Won Nyo_122 - 幼なじみちょっとウザかったですね…(ちょっと所では無いですけど笑)なので幼なじみの事ウザ子にしちゃいました笑 (2018年8月17日 15時) (
レス) id: 2cc8da283c (このIDを非表示/違反報告)
天然水(プロフ) - あやのさん» レス遅くなってしまいすみません(汗)私の作品を好きだと言ってくださる読者様がいるだけでとても心強いです(泣)初めてこんな事を言われてしまい、同じ様に思っている読者様がいるかもしれないと思ったら反省しました(汗)いつも読んで頂きありがとうございます。 (2017年10月21日 18時) (レス) id: db791c37c1 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - そんなの全然気にしなくていいですよ。私は天然水さんの作品大好きだし、作品の内容だけ進んでいっても面白くないと思います。NEWマークを付けても全然おっけいだと思いますよ！あんまり強くいう人の事気にしないでください！私は天然水さんが思ったことをかいてほしい (2017年10月20日 20時) (レス) id: 0d1b45d20a (このIDを非表示/違反報告)
天然水(プロフ) - ルナさん» レス遅くなってしまいすみません(汗)コメントありがとうございます。処女作であるだけに気合が入りすぎてしまったのかも知れませんね(汗)沢山更新できるよう頑張りたいです。いつも読んで頂きありがとうございます。 (2017年10月20日 8時) (レス) id: db791c37c1 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 厳しいことを言う人もいますが、私みたいに特に気にしない人もいると思うので大丈夫ですよ！ (2017年10月19日 23時) (レス) id: 400631f60d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天然水 | 作成日時：2017年3月30日 20時
