【銀魂×ワンピース】伝説の攘夷志士がワンピース世界に飛ばされたようで…２【男主】 (ページ27)

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37)2次元の鉄則ページ27

起きたら少し日が照っていた。影は戻ったらしく、みんなが俺の周りに集まっていた。

ナ「あんた、大丈夫?!!」

貴「あ…あぁ、問題ねーが…」

チ「良かったぁ!
零鴉の体ボロボロだったんだけど、光り出してどうしたのか心配だったんだ!!」

ちょうど龍の再生能力が発動したのだろう。
ヒョイっと起き立ち上がって、伸びをする。骨折も治ってんな。擦り傷と切り傷はまだだったか。この後、ローラたちが俺たちに礼を言う。

ロ「この恩は決して忘れないわ!!
本当にありがとう!!!」

これで終わらないのが、2次元の鉄則だ。
ついにバーソロミュー・クマが現れた。

{{世界政府より特命を下す。麦わらの一味を含むその島に残る者達全員を抹殺せよ。
ただし、『舞斬りの鬼白鴉』素月零鴉は生きてこちらへ渡せ}}

熊「…た易い」

クマが降りてきた。ゾロが彼の前に出る。

ゾ「ケンカは買った。
加勢はいらねぇ、恥かかせんじゃねぇよ」

熊「なかなか評判がいいぞ、お前たち。
”麦わらのルフィ”の船には、なかなか腕の子分が数人いるとな」

みんなは照れていたが、俺はクマに殺気を放っていた。

熊「特に鬼白鴉。お前は海軍大将や世界政府に一目置かれている。最近、お前を王下七武海に任命しようとする動きも見られる」

貴「ありゃりゃ、随分と俺のファンが増えたもんだ」

ゾロは気を抜かず、刀を抜いた。

ゾ「災難ってのは、畳み掛けるのが世の常だ。
言い訳したらどなたか助けてくれるのか?死んだらおれはただ、それだけの男…!!!」

ゾロが攻撃を仕掛けるが、クマの攻撃の方が早く、素早くかわした。彼の手には肉球があった。

熊「おれは”ニキュニキュの実の【肉球人間】」

…キモい!! なんでお前が肉球な訳?!
ヤダキモい!!!←

その後もみんなが攻撃するが、手も足も出ない。

熊「お前たちの命は助けてやろう。そのかわり”麦わらのルフィ”の首と“『舞斬りの鬼白鴉』素月零鴉”をおれに差し出せ。
政府も文句は言うまい。さぁ、こっちに…」

貴「ルフィは駄目だが、俺はいいz」

「「「どっちも断るッッ!!」」」

クマが攻撃を仕掛けてきた。衝撃波のやつだ。

貴「伏せろ、『モード・天狗(起)』ッッ!!!」

俺はみんなの前に出て、銀の羽を大きく広げた。