審神者と海軍大将 ページ17
一期と前田が会場に着く頃、零が暴れ終わっていた。薬研達は無事。一期と前田はホッとひと安心した
貴「お、一期に前田。来たか
すまん。海軍の強い奴呼ばれた」
みんなに知らせておいてくれ。彼女は微笑んだ。優しい笑みを浮かべていた
一期「主、さっきの力は…?」
貴「悪魔の実という能力が使えるようになる果実だ。それの“ミズミズの実・モデル大海原”というものだ」
彼女が掌に水を浮かばせる
悪魔の実の能力者に対して、ミズミズの実は最も有利な力である。存在すると言われているモデルが３つほど、“海王類”・“海楼石”・“大海原”がある。“海王類”と“海楼石”はまだ誰も食べた記録はない
実質的に零が能力者に対して最強になる
貴「私は海軍の強い奴を抑えておくから、一期は前田達を連れて船を出せ。すぐに追う」
一期「嫌です」
貴「…一期一振、みんなを頼んだぞ」
彼女はまたしても【海羽】を使い、飛び立ってしまった。一期達はただ彼女を見守るしかなかった
〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜
「お〜！久しぶりだねぇ〜、銀脚のぉ〜
生きてるとは思わなかったよ〜」
貴「ボルサリーノ、ピカピカの実の能力者か
最後に会った時は中将だったな?」
「覚えててくれたんだね〜」と彼は微笑んだ
ボルサリーノ、現在三大将の1人・黄猿として君臨している。零が176cmに対し、黄猿は302cmと高身長である
猿「今海軍に戻れば、今までの事全て帳消しにしてもいいんだよ〜?」
貴「…フッ、断る。私は束縛されたくないんだ。昔から知っているだろう?」
猿「そうだったね〜…」
彼女はパンッと手を合わせる。両手を目一杯広げると、その掌から水色がかった透明な布が出てきた
貴「【
その姿は天女のようだった。微動だにせず、「その技覚えているよ〜」と彼は高いところから光の玉を放つ
猿「【八尺瓊勾玉】!」
貴「クッ…!!」
彼女は【海帯】を大きく広げて、ギリギリで防ぐ。光は【海帯】に溶けるように消えていった
貴「【
零は【海帯】から数本の同色の触手を素早く伸ばす。この触手に捕まれば終わりである。だが、黄猿もギリギリで避けていく
猿「惜しかったね〜」
貴「捕まれば良かったのにな…ボルサリーノ」
彼女はニタリと笑う
ゾクリと彼は寒気を感じた
貴「散りな、黄猿!
【
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シエル(プロフ) - こだぬきさん» わざわざありがとうございます！お互いに頑張りましょうね(^^) (2019年6月21日 23時) (
レス) id: 172f2856f5 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませて頂いてます、550/650/705/705の配合をよろしければ試してみて下さい。これだと比較的太刀や薙刀が来やすい配合で私もこれで静さんが来たので。 (2019年6月21日 22時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無職 | 作成日時：2019年4月3日 15時
