エピ67 ページ34
Aside
外は少しひんやりしていた。
月明かりと古い蛍光灯を頼りに道を進む。
空を見上げると、僅かに光るアオスジアゲハ。
スージーが見てくれているから安全だろう。
蝶を追いながら歩いて行くと……
誰かが眼中に現れた。
？？「やあ」
随分と馴れ馴れしい。
ワイトに似てる
話すのと実際来てみるのは違う
怖くて後ずさった。そのまま走ろうとすると、
？？「待ってよ」
腕を掴まれた。
激痛が走る。
A「ッ……！！」
？？「ああ、ごめんごめん」
風丸さんに掴まれて跡が出来てから、まだ2日も経ってないのに……。
いや、今はそんなこと気にしていられない。
相手を観察する。
髪の色は水色。
左側の毛は跳ねていて、右側の毛はひとまとめにしてある。
見た事がない。初対面だ。
A「どちら様？」
？？「やだなあ、そんな怖い顔しないでよ。
僕はポルザ。
レッドホールのチーム、
『レッドホール・III』のキャプテンさ」
レッドホールの……キャプテン？
A「レッドホールって、
サッカーを支配しようとしている……？！」
私がサッカーの女神だって、バレてる？！
ワイトみたいに、私を誘拐しにきたの？
最強となるために……。
と思ったが、話は逸れて進んだ。
ポルザ「君、雷門中のマネージャーだろ？」
あ。そうだ。
私は今、雷門中のマネージャーなんでした。
ポルザ「ねえ、僕と取引しない？
雷門中の情報教えてよ」
…………そっちか！！��(ﾟДﾟ)
A「それより、今日の試合、
あなたは出ていなかった」
ポルザ「チームが違うんだ。
|(ワン)、||(ツー)、|||(スリー)。
今、君達の相手をしているのはワンだね。
クラシーのチームだ。」
チームが違う……。
レッドホールには、3つもチームがあるんだ。
ポルザ「それで、さっきの話。」
A「取り引き……とは？」
ポルザ「おっ。僕たちについた方が得だってわかったんだね。
賢いねー、君。名前は？」
名乗るかどうか迷ったが、
A「空上。空上A、です。」
ここで名乗らないと返って面倒なことになる。
このポルザとかいう敵チームのキャプテンなら
名前を無理やりでも吐かせてくるだろう。
そんなことしている暇はない。
ポルザ「Aちゃんか〜。
かわいい名前だね！(ニコ」
なっ//(°_°)
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裏/エ/リ/ン - うーん……話がどんどんシリアスになっていく！！このままじゃ雷門のみんなとラブラブできない← (2015年9月9日 23時) (
レス) id: bebab169e4 (このIDを非表示/違反報告)
裏/エ/リ/ン - 二巻いきました！今後もよろしくお願いします！^o^ (2015年8月30日 19時) (レス) id: bebab169e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裏/エ/リ/ン | 作成日時：2015年8月30日 18時
