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エピ31 ページ34

Aside


A「わかった。話す……話すよ。

でも、絶対に秘密にして?」







場所を変える事にした。

不動さんの提案で、今日は人気が少ないというお店へ。

何だか黒い怪しげなサングラスを掛けたおじさんのお店。


お椀に入ったスープ麺が出てきた。



?「召し上がれ、お嬢さん」


ドン、とカウンターに置く。


A「あ、ありがとうございます」


でもこのおじさん、怖くない。

優しい感じがした。白ひげのおじさん。



それでクスッと笑った。


不動「おい、悪いが席外してくんねェカ?

響さんよお。大事な話があんだ」


?「おい不動、それが大人に対する願いの仕方か」


チッと不動さんは舌打ちをすると、


不動「響さん。席を外してもらえませんかー」


笑ってしまうほど棒読みに言う。

響さんは何故が「頑張れよ」と言い、店の奥へ行った。







不動「なあ、空上。お前一体なんなんだよ」


この出された良い匂いのスープ麺……

食べ物だよね。どうやって食べるんだろう。


と思っていると、ドンとカウンターを叩かれた。

スープが揺れて波が立つ。



不動「俺の話を聞けッ!!」




A「ご、ごめんなさい」



お、怒ってる。不動さん怒ってるよ。


それもそうか。

ずっと練習してきたサッカーが奪われるって聞いたら黙ってられないか。


その気持ち、練習とか、私にはわからないけど。



不動さんは何故かぐっと顔を近づけてきて、


耳元で囁いた。

不動「サッカーの神って……本当か?」



耳に唇が微かに当たる。


息が、耳の淵に当たる……。


A「ひゃあぁっ////」



不動さんは呆気に取られた顔で顔を離した。




不動「お前……耳弱いのか」



そ、そんなんじゃないって!( ; ; )////



今度は明らかに鼻で笑われた。


不動「へ〜ぇ。面白い事教えてくれてありがとうAチャン。」


そして、蛇みたいに笑った。


この人……怖い。


不動「で、お前は実際何なんだよ。

言わねえと、今日の事全部あいつらに話すけどいいのかなぁ〜?」


脅しだ。完全に向こうのペースになってる。


諦めるしかなかった。

ため息が漏れる。


A「わかったわ。でも、絶対誰にも言わないで。

…………」

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裏/エ/リ/ン - 愛♪さん» ありがとうございます!!( *`ω´) テスト近いですが頑張ります! リクエストありましたらよろしくです☆★ (2015年8月27日 12時) (レス) id: bebab169e4 (このIDを非表示/違反報告)
愛♪(プロフ) - ウェェェェェェェェイ\(^o^)/頑張ってね~!←← (2015年8月27日 4時) (レス) id: 1580006848 (このIDを非表示/違反報告)
裏/エ/リ/ン - シュウさん» こ、コメントがキタああああああΣ(゚д゚) こ、コメントありがとうございます! 頑張ります! リクでも何でもお申し付けください! (2015年8月25日 8時) (レス) id: bebab169e4 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ - この小説、とても面白いよ、これからも頑張ってね! (2015年8月25日 8時) (レス) id: 813251d85b (このIDを非表示/違反報告)
エリん - イナイレの夢小説を作成しました! (2015年8月24日 11時) (レス) id: bebab169e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:裏/エ/リ/ン | 作成日時:2015年8月23日 23時

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