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エピ29 ページ32

Aside

下品な男達に捕まって、それもワイトの手下。


地獄耳を傾けているとどうやら国の雇われの使い捨て。カネで雇われている大バカ者。


私の足元には、転がってきたボール。

そう。追い払うしかないんだ。







A「もう一度言います。

離しなさい、これは命令です」



男達は一度沈黙し、また笑った。


ぶははは!と豪快に、意地悪く、気持ち悪く。

























A「そう……いいわ、あなた達。その気なら私もわかった。すぐ送り返してあげるわ、地獄に」






















久しぶりの感覚。

足にコツンとボールを当てた。





ジャッ!!



何かを引っ掻いたような音と共に発生する光。
それは眩しくて、目も開けられないほど眩しくて、暖かい色。

足にボールを当てただけなのに、ボールは重力に逆らって宙へ浮く。

電気みたいなオーラがボールを覆い、



私の体は薄っすらと、しかし徐々に強くなって青っぽい強烈な光を放った。



男1「お、おお、おい、こいつ……」

男3「ば……化け物だ」



今頃気がついてももう遅い。








A「……」

ボールをかかとで弾いた。


もちろんボールは後ろに飛ぶ。

羽交い締めにしてる馬鹿な男に。



男1「ぐ……ぐはッ!!!」


お腹からボールが抉る。

微弱な光を纏ったボール。



私は、私は……あれが大嫌い。



ドサリという音がすると、男は近くの木へ落ちた。


何匹もの蝶が餌のように囲んでいる。



私の目の前には、怯えきった2人。


どうしようか迷ったけど、もう手段は選んでられない。


早く片付けないと、ワイトが来ちゃう……!




男2・3「ひいいっ!!!」



A「ごめんね」




戻ってきたボールを、石ころを蹴るように蹴った。



今度は、さっきよりも強く、まるで夜に訪れた昼みたいに明るく辺りを照らす。


私から出てる光。













太い光線が一瞬にして走ると、どこかの壁に激突して壁にへこみが出来た。


男達は壁に押し付けられ血を出している。





……気絶しただけだよね。



再び戻ってくる浮いたボールに後ずさり、そのまま座ってしまう。


どうすればいいの?


チカラ……使っちゃった。



どこからか声が聞こえる。







スージー「Aさま!!!」

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裏/エ/リ/ン - 愛♪さん» ありがとうございます!!( *`ω´) テスト近いですが頑張ります! リクエストありましたらよろしくです☆★ (2015年8月27日 12時) (レス) id: bebab169e4 (このIDを非表示/違反報告)
愛♪(プロフ) - ウェェェェェェェェイ\(^o^)/頑張ってね~!←← (2015年8月27日 4時) (レス) id: 1580006848 (このIDを非表示/違反報告)
裏/エ/リ/ン - シュウさん» こ、コメントがキタああああああΣ(゚д゚) こ、コメントありがとうございます! 頑張ります! リクでも何でもお申し付けください! (2015年8月25日 8時) (レス) id: bebab169e4 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ - この小説、とても面白いよ、これからも頑張ってね! (2015年8月25日 8時) (レス) id: 813251d85b (このIDを非表示/違反報告)
エリん - イナイレの夢小説を作成しました! (2015年8月24日 11時) (レス) id: bebab169e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:裏/エ/リ/ン | 作成日時:2015年8月23日 23時

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