夢でもいいからイナイレのみんなにモテたい！

エピ11 ページ13

Aside

言っちゃった。


私、自分から頼んでしまった。


全部一朗太に任せるわけにもいかない、


だかといって自分から泊めろってお願いするのは……

どうなの？(･_･;



泊めてもらえないようなら公園に戻ればいい。


それだけ。

もう5年も、あそこに住んでいるんだから。



すると何かを食べていた1人が、

箸を落とした。


いや、3人。


顔が真っ赤。


ね……熱？！





た、大変……



？？「……なるほどな」




？？「かわいいじゃーん。」


ゴーグルを着けた人と、目つきの悪そうな人が意見を言う。



かっ……可愛い？！


私が？！


A「えっと……あのその……」


？？「俺は賛成に一票〜♪」


赤い髪の癖が強い人が手を挙げた。

あの人、顔がすごい白い。


それに続くように、


？？「僕も一票です！」

？？「俺もだ！ いいんじゃねーのか」


栗色の髪のかわいい男の子と、

海のイメージがある焼けた人が手を挙げた。


そして、次々に手があがり、


満票になった……。





信じられない！！

満票で入ったなんて！




？？「よし！
なら、空上さんを寮に入れよう！

な、それでいいだろ、みんな！」

オレンジの布を髪に巻いた人が言った。


マネージャーで、という意味。


全員が思い思いに頷く。

こんなの初めて。


A「Aって呼んでください！

お仕事頑張ります！


よろしくお願いします！！」


盛大な拍手。


嬉しい……。


？？「自己紹介するな。俺は円堂守。……」

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