第239話 エメラルド ページ46
ソング「いいですか! 私達、精霊は道具ではありません!
そこをちゃんとわきまえていただきたいですね〜…?」
サラ「そこまでにしてくれ…ソング…」
ソング「…っ!!? さっサラマンダー様!!?」
サラ「悪いな、お嬢
だが、少し控えてくれよな
俺たちにだって意思はある」
あ「…ごめん…」
サラ「だが、急いでいるんだろう?
なら、手を貸すさ」
あ「…ありがとう
ソングもごめんね
これからは自力で頑張るから」
ソング「はっはぅ…」
あ「?」
サラ「こいつはよくわからないが
俺の前だとこうなる…
琥珀 悪かったな!」
琥珀「へーきへーき!」
サラはソングに琥珀を上に運ぶのに集中してくれというと
すいません! わかりました!といって並んで上に上がることに
ソングの目からはハートが見えるような気がする…
精霊もいろんなのがいるんだね…
・
こうして、騒動経て何とか先回りすことができた
上に上がりきる手前の階段の所で降ろしてもらい
琥珀と一緒にその上の景色を見る…
雲よりも超えた場所だ
標高が高い上、酸素が薄い
あ「大丈夫? 琥珀?」
琥珀「うん…酸素薄いねー…」
そして、あの足音が聞こえた
大きな手を自分らの足場にかけると
ゆっくりと昇ってきた
どれだけの体力があるのだろうか…
そして、早い…
あ「もう来た…!」
?「…果実…魔力…」
あ「待って!」
琥珀「A…!」
?「…邪魔…」
あ「話を聞いて!
あなたがやろうとしてることは街にとっても
ほかの人にもすごく大変なことを招くの!」
?「…だけど…命令…」
あ「その命令は悪い奴らなの!
あなたも自分で考えて!
貴方がやろうとしてることは本当に正しいのか
悪いことはしたくない…そうでしょ?」
?「……ズ…」
あ「え…?」
?「トパーズ…が…やめろと…言ってた…
俺それでも…確かめたかった…
だから…お前たちに会って…」
あ「私たちのこと知ってるの…?」
?「…あいつら…悪い奴と言ってた…
けど…俺は…魔力を集めるの…なぜか…知らない…
それがいいことだと…思ったから…」
あ「…もういいんだよ
でも、トパーズって…」
琥珀「前にゲームでエレメントくれた人…
敵側だったけど…なんでだろ…?」
?「…俺やめる…魔力…集めること…
昔から…よくない事…聞いてた…」
あ「ありがとう 大男さん」
?「…エメラルド…俺の名…」
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