【オリジナル】EREMENT６ (ページ45)

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第２３８話　ソングページ45

あ「時雨！呉羽！
今見た！？大男だよ！」

時雨「あぁ見た見た…
あいつのことか…」

呉羽「彼、知能は低いようで
命令通りに動いているだけなんですきっと」

琥珀「命令って…まさか！」

時雨「とにかく！あいつの目的は上にある果実だ！
頼む、上に登らせてくれ！
あいつを連れ戻しに行ってくる！」

「でっですが…！」

あ「君たちじゃあれを止められない
だけど、うちらならできる！」

「…わかりました…
エレベーターとあとは危険ですが外階段があります」

時雨「エレベーターなんか待ってる暇じゃない！
このまま外階段で行く！」

呉羽「そうですね！」

あ「何とか先回りして止めなきゃね…」

琥珀「知能が低いのなら、やってることは悪いことって教えてあげなきゃね！」

外階段で駆け上がっていく私達
体力がないから人一倍遅れて上がる私がいる…
もう…嫌だよ…

琥珀「ちょ！頑張ってよ！」

あ「上までいくらあると思ってるわけ！
もう無理！サラ！」

サラ「ちょ…頑張れよ…せめてもう少しくらい…」

あ「…じぃ～…」

サラ「…あぁぁ！もう！そのまなざしで見ないでくれお嬢！
分かったよ！」

あ「どうもー！
じゃ、先行く」

琥珀「ずるい！時雨～！」

時雨「あぁ？どうせ使ったんだろ
知ってるよ、お前も使っていいぞ琥珀」

琥珀「じゃあ使いますねー！」

琥珀は歌のエレメントを取り出し歌を歌い始めると
歌が具現化して♪の足場ができた

琥珀「やっほーい！」

？「ずいぶんと楽しそうですねぇ？琥珀さん？」

琥珀「…ん？」

？「はじめまして、ソングと言います
にしても、感心しませんね？
自力で登らないとは…そして、ミカエル様の力を持つ者も…」

琥珀は一瞬で思った
指で銃の形を作ったソングは
上にいるAに向かって撃つのだと…
そして…すごく怖いです…((；ﾟДﾟ))ｶﾞｸﾌﾞﾙ

あ「っうああぁぁぁ！！？」

サラ「っとと！！なんだよ……げ…
一番手厳しいやつがいる…」

あ「こっ琥珀ちゃん！？
ずっずるした私は悪いと思ってるけど
光銃で撃つのはよくないよほんと！」

琥珀「ごめん！ A
うちじゃない！」

あ「え？
んー？誰だろーあの子…」

ソング「よっと」

あ「うわ！いつの間に！？」

ソング「いいですか？ミカエル様の力を持つ者よ
なるべく自身の力で登るのが一番いいと思うのですが？」

あ「うぐっ…」