【オリジナル】EREMENT６ (ページ31)

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第２２４話　フラグは回収するものですページ31

早口な部分もあったが大体は聞き取れたのでおっけい！
その地震を起こしている原因は一体なんだろうね…？

琥珀「んー…ナマズとかだったりしてね！」

クロウ「？なんでナマズなんだ？」

呉羽「人の手で捕られていた時に
暴れたりするので地震を起こす生き物として言われてますが…
あくまでもそれは通常の個体だったらそんなことありませんけどね…」

クロウ「なるほどな…」

時雨「ありえなくない話だよな」

呉羽「いやありえませんから！」

あ「通常の個体ではでしょ？
この世界でありえないものを何回も見てるじゃん」

呉羽「それはそれですけど…」

琥珀「ナマズじゃないならどこ行くの？
地震を起こすくらいだから相当でかいよね？」

時雨「まぁそうだよな」

あ「ナマズなら湖に居たりして！」

時雨＆琥珀「お前とりあえずナマズから離れろよ！」

あ「でもさ！一番可能性あるでしょ！」

時雨「いやいや…地下にあるプレートのずれとかもあるしな…」

琥珀「そもそも、地震ってナマズによって起きるんじゃ」

呉羽「それはないですね…！
いいかげんにしてください…
地震は時雨の言う通り、プレートと呼ばれるものが
ずれることで引き起こされるいわば、自然災害に近いものです
でも、大きな地震がそう何度も起きるものではありません」

時雨「じゃあ故意にだな」

あ「…Σ(・□・；)」

琥珀「…？ (゜.゜)ﾎﾟｶｰﾝ」

クロウ「ん？ …(-_-)」

時雨「変な顔文字やめろお前ら！」

呉羽「…時雨、地震の原因はやはりナマズです」

時雨「いや、お前さっき違うって言っただろ」

呉羽「…そのまま９０度回転です」

時雨「はぁ？ …え…」

お約束の湖からナマズがどうもこんにちは状態
最初に気づいた三人はﾎﾟｶｰﾝという顔の状態のまま固まっている
時雨は戦闘態勢で呉羽もナマズを睨んでいる

時雨「まじかよ…」

呉羽「そのマジのようですよ！」

ナマズがはたくように手をこちらに振ってきたところをよける
ほかの三人は怖いのか隠れている
てめぇら…！

時雨「てめぇら！戦えよ！」

あ「悪いけど、口では普通にナマズと言えるけど
実物見たらそのテカテカには勝てない」

琥珀「あたしは怖い！」

クロウ「お前ら二人で行けるだろ」

時雨「おいこら男！！」

呉羽「げんこつでもかましましょうか」

時雨「はぁ？」

守のエレメント持ち掲げると
上から大きな盾がナマズの頭めがけて落ちてきた