【オリジナル】EREMENT６ (ページ3)

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第１９６話　手続きページ3

あ「なにそれ？」

時雨「和人は特殊な文化を持った者だ
和と呼ばれる文化でな
まぁ…実際は和国を見たほうがいい…のか？」

伊之助「ああじゃあ、手続きしないといけないですね」

琥珀「…人切りって最近出てきたの？」

伊之助「はいもう困りものですよ…
町の人は怖がってます
夜に警備隊があちらこちらにいるんですよ
不審な動きをしてる人なら即止めますからね」

あ「(夜に出歩くのは禁止か…)」

伊之助「ええと…これと…あとこれもだ…
まいったな…強化された日から書くものがいっぱいで…」

？「何をもたついてる…？」

伊之助「すっすいません…雷蔵さん」

マレディ「雷蔵か久しぶりじゃな」

雷蔵「おう、ばあさん
水が戻ったから早速人をか…
伊之助これとこれ書け
そこの黄色い髪のやつと緑の髪のやつをかけ
俺はこいつら二人について書こう」

伊之助「わかりました！」

雷蔵「さて、いろいろ聞かせてもらうぜ
名前は？」

あ「A、目的は…」

時雨「目的は物集めだ」

あ「そう、コレクションを集めててね
4人で、ここまで旅してまわってきたんだ」

雷蔵「ほう…で、そっちの男」

時雨「悪いが、女だ
時雨だ、目的は同じだ」

雷蔵「んじゃ、これを持ってろよ」

あ「なにこれ？」

雷蔵「この町に滞在していて、そしてここを通った証拠だ
困ったときはそれを見せれば大体は町の者が理解してくれる
せいぜい気を付けろよ？
和人はいいやつが多いが、お前た地みたいな外者は
何をしでかすかわからないからな…
くれぐれも、変なことするんじゃねぇぞ？」

時雨「わかってる」

伊之助「こちらも終わりました！
和国へようこそ！」

あ「これと同じように門は
反対側にもあったりするの？」

雷蔵「ああ、あるぞ
なんだ、目当てはこの国だけじゃないわけか」

時雨「いったろ？物集めだって
一応、マトリアは全部回る気だ」

伊之助「なら、このマトリアの奥地に広がる
森には気を付けたほうがいいですよ
迷いの森とまで言われてますから…」

呉羽「お気遣いありがとうございます」

雷蔵「せっかくだ
伊之助、こいつら案内してやれ」

伊之助「あっはい！
じゃあ…まずは…」

雷蔵「まずは見えてるものからだ」

伊之助「はい！」

マレディ「じゃあ、少しここで休むかね…」

雷蔵「長居はするなよ婆さん…」

伊之助「じゃあ、門を開けます…」