第２１０話 新選組一同で探した！ ページ17
クロウ「ん？ 誰か来るぞ」
あ「え？」
？「…ふぅ…間に合った」
あ「あれ、沖田さん…」
クロウ「…ほぉ…新選組か…！
初めて見たな…」
沖田「これ…返す」
あ「えっ なんで？
これがなくちゃ、連絡できないじゃん」
沖田「新選組一同で、エレメントを探した！」
あ「え…」
？「そういうことだ
受け取れ、さすが裏町だ
三つは見つけたぞ」
あ「あー…どうも…えーと…」
？「土方歳三だ、お前らにはこれが後で必要となるのだろ？」
あ「はい！ ありがとう！」
クロウ「へー…地と刃と…お！ 瞬！」
沖田「…誰だこいつ」
あ「まぁ…仲間だよ」
クロウ「ん？ なんかある？」
沖田「別に…お前がエレメントなんて
集められるのか気になってな？」
クロウ「おい どういう意味だ？
気に食わないのか〜？ こいつと一緒にいてよ」
沖田「肩をつかむな 離せ」
土方「おい やめろ
お前もお前でいろんな奴に喧嘩吹っかけるのはやめたほうがいい」
クロウ「俺吹っかけられた側だけど！？(ｺﾞﾝｯ)」
あ「あーすいませんね
新選組一同って…大丈夫だったの？
街の警護とか…」
沖田「新選組は数が多いし平気だ」
土方「裏町なんて言いやがって
問いただしたら大変なこと隠していやがって…」
沖田「ただ悪行が増えるって言っただけじゃ…」
土方「それを取り締まるんだろ
これから起きるかもしれない可能性を
見逃すことはできるわけねぇだろ」
沖田「そうですね…」
あ「ほんと助かった…！
裏町に三つもあったなんて…
危ない危ない…」
沖田「悪行だけじゃ収まらねぇだろ
それには小さな事を起こすより
大きな事を起こすことが考えられるわけだ」
クロウ「…こいつにエレメントのこと話したのか？」
あ「聞いてれば分かったでしょ」
沖田「それが世界を危機に陥れる物…なら
早くしねぇとな」
あ「…もちろん」
クロウ「こいつの目嫌いだわ」
沖田「さっきから聞いてりゃ、ブツブツうるせぇな」
クロウ「事実を言ったまでだが…？」
土方「ったく！
じゃあな」
沖田「いでで…A
うちの国に来たら
新選組に寄れよ！」
あ「…わかってるって！」
クロウ「…ケッ」
あ「性格悪いなぁ…」
クロウ「なんか気に食わないんだよな…」
あ「彼の目でしょ？」
クロウ「おう
見透かしてるような…鷹の目」
あ「それ思った
この人には嘘つけないって一発で分かったし」
クロウ「うわうわ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
