【オリジナル】EREMENT６ (ページ14)

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第２０７話　奴らの計画ページ14

あ「…と言いますと？」

沖田「手伝ってやるよ
と言っても、裏町回って出てくるかどうか…」

あ「いや、それすごい助かる！
あーじゃあこれいるかなはい」

沖田「なんだこれ」

あ「前の街の明さんって人からもらったものなんだけど
それ連絡できる奴なんだ
ここにマイクがあるからここから話しかけてね」

沖田「ふーん…ハイテクなものだな」

あ「文明は進化してるわけさ！」

沖田「おうおう、わかったから」

あ「なんかあしらわれた…」

沖田「んじゃもういいぞ出てって」

あ「いいの？幽閉は終了？」

沖田「おう閉店だ
エレメントが目的だったんだろ
なんかあればそれで知らせるって…」

あ「わかった！
んじゃばいばいー！」

沖田「おう…」

？「なんだ今の？」

沖田「土方さんか…
今度から俺を裏町の見回りにしてくださいよ」

土方「なんでだよ急に」

沖田「いや、探し物という名の暇つぶしができたんでね」

土方「仕事に支障を出すなよ」

沖田「わかってますって」

あ「ただいまー！
外すごい騒がしかったところあったけど
何やってるのー？」

時雨「おかえり、琥珀のライブ」

あ「ああなるほど」

呉羽「で、どうでした？」

あ「あったよ、沖田って人がくれたの」

呉羽「風のエレメントですね」

時雨「姫様の形見には逆のエレメントだったな
これはどういうやつなんだ？」

あ「物を自分のものと相手のものを変えたりできる
使い方を考えれば便利ちゃ便利」

時雨「はぁ～ん…よっと！」

時雨は逆のエレメントを使って
自分の刀と私の弓を変えた

あ「例えば、自分の手元に要らないものがあり
敵にエレメントがあるとすれば…」

呉羽「それを交換できるわけですね
うまく使えればすごいものですね」

時雨「にしても、ルビーとハロ以外の敵に会ったことないよな？」

あ「あの感じじゃ、ほかにもいそうだけど…」

呉羽「魔力を奪う石とハロ以外の妖怪たち…
クロウたちは数人で動いていましたが
今回ばかりは…たくさん…いそうな気がするんです」

あ「それね…」

時雨「魔力とエレメントを集めて世界征服ってか…」

あ「…あいつらは闇のエレメントを探していた
世界を闇で覆う計画なのか、魔力を持つ人々から
魔力を集めて、何かをするのか…
でも、魔力は魔法を使うのに必要なことだけ…
ほかに使えるとなると……」

時雨「使えるとなると…？」

あ「……嘘だ」

呉羽「どういうことですか？」