【オリジナル】EREMENT６ (ページ13)

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第２０６話　まだあった…。ページ13

沖田「少し聞かせろ
俺が納得したらここから出す」

あ「それ幽閉ですやん」

沖田「じゃあ質問１」

あ「話を聞けぃ」

沖田「なんでこんなちんけな珠集めてんだ？」

あ「…」

沖田「おい吐け」

痛いですから、あっちゃんぶりけとかなってんですけど
苦しいです

あ「いいまふから…」

沖田「じゃ話せ」

あ「その宝玉はエレメントって言って
この珠に風って書いてあるでしょ？
この珠の力を使うことでその属性の力を使えるわけ」

沖田「貸せ
使えんのか…？どうやって？」

あ「人にはそれぞれ魔力ってのがあるんだけど
ない人もいればすごい量の魔力を持ってる人もいる
誰もが扱える品物じゃないってこと
君はあるんじゃない？」

沖田「…イメージとかか…？」

すると、小さな竜巻が私と沖田のそばで回り始めた

沖田「ほー…すげぇな」

あ「慣れればもっとでかいのができるよ
今度は私が…」

沖田が出した竜巻よりも
部屋の中だったため少し小さめだが
明らかにさっきのと勢いが違った

沖田「むかつくな」

あ「まぁまぁ…」

沖田「…ほかにも種類があるとするなら
これを悪行に利用するやつも多いだろうな」

あ「それを阻止するために集めてるわけ
エレメントは確か…３５個」

沖田「ふーん…すくねぇな」

あ「…そうかな？」

沖田「属性というなら、火に水のほかだろ？
だとすれば、もっとあるはずだ」

あ「…？」

沖田「例えばだ…俺たちは嫌いだが、銃とか
近、遠とか魂とか…」

あ「……(汗)」

沖田「…やっぱりそんなのないって顔してるだろ
出てくるのはこれぐらいだな
もっとあるだろうが…」

あ「いや違う…
…あったかも」

沖田「…へ」

あ「あー！あの時考えてた時に
刃があるなら、銃あったらいいんじゃないとか
あんたが言ったものほかの三つもあとあとに考えて加えて…
あー…だめだ…出てくる…
うぅ…」

沖田「どういうことだよ考えたって…」

あ「…そもそものはじまりはこの私がエレメントを作り出したのが始まり…
昔の純粋で、記憶がまだない砂漠を渡ってたあのころに戻りたい…。」

沖田「なにがあったんだよお前の人生に…
エレメントってのはお前のせいなんだなよくわかった」

あ「ｸﾞｻｯ)いやまぁ…私のせいだけど…」

沖田「…ちょうどいいや
面白そうだな
この街は悪いことは比較的多いほうだし
この街には巨大な地下の世界がある…
エレメントは多そうだな？」