【オリジナル】EREMENT６ (ページ12)

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第２０５話　新撰組本部(少し変えました) ページ12

時雨「いや、お前の感だけじゃ信ぴょう性がないわけで…」

呉羽「まぁ本人の感ですからね…」

あ「てことで、ちょっと外行って回ってくる！」

時雨「おうおう…気を付けろよ」

琥珀「私も外でライブやってくる」

時雨「は？」

琥珀「なんだか、うちがこの国に来てることがばれて
ファンたちがライブしてってうるさいらしくて…」

時雨「そんなの誰情報だよ」

琥珀「姫様本人…」

時雨「はぁ！？」

呉羽「その姫さんが、琥珀が如月白兎ということに気付いたんですね」

琥珀「姫さんも私のファンだったみたいで…急きょね」

時雨「大変そうだな…がんばれよ」

呉羽「時間があったら見に行きますね
買い出しに行かなきゃいけないんで」

時雨「じゃ俺もついてくかな…」

呉羽「じゃあ荷物持ちで」

時雨「ちょ…まぁ…いいか」

それぞれ四人は和国でバラバラとなった
そのころ、新選組では人切りの件以来
町の悪行などの取り締まりに忙しいらしく
私が街を歩いていても、よくすれ違う青い服

あ「おっ？ここかな？新撰組の本部は…」

？「…昨日の」

あ「ん？あー昨日のお兄さん」

沖田「こんなところでなにしてるんだ…？」

あ「ちょっと探し物でね…うん」

沖田「お前ちょっと怪しいんだよな…
ちょっと来い」

あ「え…ええぇー引きずるのかー！」

引きずられながら新撰組の本部の中へと…
部屋に連れてこられて放り出された
あの力は一体何…

あ「あのー…」

沖田「…土方はいない…と…
よし、お前が探してんのはこれだろ？」

そういって引き出しからエレメントが出てきて見せてきた
エレメントには風と書かれている

あ「…」

沖田「やっぱりか…
姫が持ってた形見についていた宝玉と似ていたからな
一応とっておいた」

あ「…見透かしてるねぇ…
どうして？わかるの？」

沖田「まぁほとんどあんたみたい勘だ
ありそうなことを疑うのが当たり前」

あ「…こりゃだめだわ…」

沖田「で、どうなんだよ」

あ「それが目的のものですまちがいないですー」

沖田「…渡さねぇぞ？あ「すいません渡してください」
早くそういえばいいのに」

ほらよっと投げてきたので
一回取るのに失敗して転がるエレメントを慌てて取る